Snow Manの日常が再び動き出したーー『すの日常』にも色濃く映るメンバー9人の個性と思いやり
Snow Manの日常が2月1日、再び動き出した。新型コロナウイルスに感染し療養していたラウール、向井康二、宮舘涼太が回復し、表立った活動を控えていた他メンバーも動き始めたのだ。
その口火を切ったのが、佐久間大介。同日放送の朝のバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)に生出演。先週1月25日放送の『ラヴィット!』に出演予定だった佐久間は急遽出演を見送り、ジャニーズWESTの濵田崇裕が出演することとなった。今回久々に番組に登場した佐久間は冒頭から元気いっぱいな姿を見せ、普段から親交があるという濵田にピンチヒッターを務めてくれたことへの感謝の思いを告げた。そして出演後、佐久間はジャニーズの有料会員向けブログ『すの日常』を更新。真っ先にSnow Manメンバー全員が元気であることを報告し、番組出演の感想やオフショットなどを投稿しファンを喜ばせた。
『すの日常』は、ファンにとって貴重なコンテンツである。Snow ManはYouTubeやラジオ、雑誌などを中心に定期的に様々な情報を発信している。その中でもブログは、メンバー9人がそれぞれのペース、スタイルで自身の言葉を発信するかなり自主性の高いコンテンツだ。以前の更新は3の倍数日の担当制だったが、2021年10月にリニューアルし、9人の自由投稿形式に。なかでも向井と佐久間は忙しいスケジュールの合間をぬって毎日欠かさず投稿を続け、自らの日常とともに他メンバーの日常についても間接的に届けてくれる役割を果たしていた。そのため、1月18日以降向井の更新がなくなり、心配していたファンも少なくないのではないだろうか。
そんな向井も2月1日に久々に投稿。療養期間のことやファンに連絡ができなかった期間の寂しさをストレートに綴った。向井の投稿はバラエティ番組などで見せる姿とはややギャップのある“彼氏感”が持ち味。ファンのことを気にかけたり、その日にあった出来事を夜にメッセンジャーアプリで伝えてくれるような距離の近さがある。向井の投稿を読んだ時、『すの日常』が戻ってきたという実感がわき、とても喜ばしい気持ちになった。
個性豊かなSnow Manメンバーだが、それぞれの更新内容や文体からもキャラクターが滲み出ているのが面白い。佐久間はいつもと変わらない元気いっぱいのテンション感を文字でもしっかり再現できているのが見事。向井が彼氏感であるなら佐久間は友達感。テキストを読んでいるだけで元気になれるような投稿は多くのファンの日々の励みになっていることだろう。
渡辺翔太、阿部亮平も2月1日に投稿。渡辺は更新頻度が少なく内容も極めてシンプル。しかし、ここぞというタイミングや思いがけないタイミングで印象深い投稿をするため、渡辺のペースに翻弄されているファンは多い。阿部は学生から社会人まで頑張る「キミ」に対してエールを送ってくれるような内容が目立つ。阿部の持つ聡明さや思いやりが全面に感じられるのはもちろん、少しのあざとさが垣間見えるテクニックも織り込まれている。