日向坂46 佐々木久美、メンバーの涙が物語る愛されるキャプテン像 『ONE PIECE』ルフィをロールモデルにしたリーダーシップ

 1月23日深夜放送のテレビ東京『日向坂で会いましょう』(以下、ひなあい)は、1月22日に26歳の誕生日を迎えた日向坂46のキャプテン・佐々木久美を労う企画「キャプりんの夢をかなえたろかSP!!」がオンエア。改めて佐々木久美がメンバーから愛され、慕われていることが伝わる涙の回となった。

 キャプテンとしてグループを支えるだけでなく、2021年に『ひなあい』以外の地上波番組に約110回出演(同番組調べ)するなど、売れっ子タレントとして多忙を極めた佐々木久美(以下、久美)。『ひなあい』の事前アンケートで久美は、「(休みがあったら)温泉で体を癒したい」、「のんびり座りながら収録したい」とリクエスト。番組企画では、そんな4年間キャプテンとして戦ってきた彼女の心と体を休ませたいという願いを叶えつつ、普段は面と向かって言えないことをメンバーが告白した。

 収録は、久美が他のメンバーとは別部屋(実は目と鼻の先にセットがあり、メンバーの話し声は久美に聞こえている)で『ONE PIECE』を読んでくつろぎ、進行の中で彼女に確かめたいことがあれば中継を繋ぐ体で行われた。「ここがスゴイよ佐々木久美」のコーナーでは、二期生・金村美玖が“メンバーのことを一人一人すごくよく見ている”や“スタッフや共演者にも気遣いができる”と話し、渡邉美穂は着なくなった服を譲ってくれること、コンビニで好きなものを買ってくれたというエピソードを挙げ、気前がよくて太っ腹な一面を語る。

 松田好花は、移動中の車の中でネガティブな話題になった際に「みんなNo.1でOnly1だから」と言われたことを涙ながらに明かすなど、責任感だけでなく、優しくもたくましい一面が垣間見える久美のエピソードから、後輩から慕われる理由がよく分かる。その一方で、一期生・加藤史帆は久美のことを“末っ子で甘えん坊”とし、寝起きが一番甘えん坊であることを暴露。高本彩花も寝起きの久美にキュンとすると告白し、一番彼女感があると加藤に共感するなど、同期からは愛されキャラであることが窺えた。

 そして「言えてなかった5つのこと」と題したコーナーで、メンバーが普段は言えない感謝の気持ちを手紙で久美に伝える。一期生の潮紗理菜は、久美の全てに憧れていると語り出し、彼女がいなかったら今の日向坂46はないと言えるくらい大きな存在であり、世界一のキャプテンだと伝える。また、久美から言われる「大丈夫だよ」という言葉の心強さに触れると共に、キャプテンとして悩むことがあっても一人で頑張りすぎず、周りにはメンバーが側についている、という感動的な手紙を贈った。続く二期生・河田陽菜も涙で言葉に詰まりながら、「久美さんには本当に幸せになってほしい」「世界中のみんなに久美さんと会ってほしいです。(久美さんの)素敵さを知ってほしいです」と伝えた。松田は、「優しさも厳しさも面白さも可愛らしさも備えた久美さんのようにみんななりたがっていると思います。私もその一人です」と憧れの気持ちを語った。

 そして最後に加藤が「いつもネガティブなこと言ってごめんね。ポジティブに変換してくれてありがとう。しんどい時も楽しい時もいつも隣にいるのは久美さん。おばあちゃんになったらいっぱい遊ぼ。世界旅行しよ。大好きだぜ あいぼうー!」という手紙を贈ると、久美は終始涙を流していた。全て聞き終えた久美は、この企画のアンケートをメンバーに書いてもらうことに申し訳なさを感じていたが、それを聞いたメンバーから「すごく楽しいよ」と言われたというエピソードを話し、「こんなメンバーに出会えて幸せだなって思ったんですけど、この後みんなに会うの恥ずかしいです」と照れくさそうに言いメンバーを笑顔にしていた。

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