EXILE TRIBE、熱いステージで表明した2022年の決意 豪華な4時間となった『LIVE×ONLINE COUNTDOWN2021▶2022』
また、三代⽬ J SOUL BROTHERSの「Summer Madness」を皮切りに、ライブはサマーチューンブロックへ。BALLISTIK BOYZのターンにはFANTASTICSやPSYCHIC FEVERが参加し、パーティムードに。FANTASTICSはEXILE TETSUYAをゲストに迎えて「Summer drops」をコミカルに歌い踊り、THE RAMPAGEは「LIVING IN THE DREAM」や「WELCOME 2 PARADISE」といったチルソングに身を委ねながら、無邪気な笑顔を見せた。
振り返れば、2021年は多くのグループが有観客ライブを行い、EXILE TRIBEにとって少しずつ前進した1年だったと言えるだろう。だが、前を見据えながらも、ライブに足を運べなかったファンも誰一人置いていくことがないように、今一度かけがえのない思い出を共有したいーーそんなメンバーの切なる願いが、この楽曲たちには込められていたように思う。ブロックの最後を飾るEXILEは、改めて「いつも本当にありがとうございます!」と添えると、第四章にとって初シングル曲となった「NEW HORIZON」や、平成から令和に変わる節目に発表した「Love of History」を披露。EXILEのニューアルバム『PHOENIX』より、EXILE×三代目 J SOUL BROTHERSのコラボ曲「VIRTUAL LOVE」もライブ初披露となり、メンバーたちは画面越しに、オンライン時代でも変わらぬ愛と感謝を贈ったのだった。
さらに、EXILEのデビュー20周年を記念したJr.EXILEの企画『EXILE TRIBUTE』からは、THE RAMPAGEが「No Limit」、BALLISTIK BOYZが「Touch The Sky」、FANTASTICSが「Each Other's Way ~旅の途中~」をパフォーマンス。EXILEとJr.EXILEの総勢44人による「Choo Choo TRAIN」や、小林直己が振付した「Rat-tat-tat」をオールキャストで踊る場面も。ライブ定番曲「銀河鉄道999」では、肩を組みながら歌うTAKAHIRO&登坂の“兄弟”や、ダイナミックなバク転でコメント欄を爆笑で埋め尽くすムードメーカー 浦川翔平、ラップ担当の川村壱馬・海沼流星・松井利樹・奥田力也によるマイクリレーなど、この日ならではのコラボレーションも見どころとなっていた。
さて、全54曲で構成された豪華なセットリストも、気づけば残り2曲。カウントダウン直前、ステージに集結した。AKIRAは「2021年は本当にファンの皆さんに支えられ、応援してくださって乗り越えることができました。2022年は、この感謝の気持ちをEXILE TRIBE一同、そしてLDH一丸となり、エンタテインメントに変えて皆さんにお届けしていきたいと思いますので、応援を宜しくお願い致します」と熱く語ると、いよいよ新年へのカウントダウンに突入し、2022年を迎えた。
新年の訪れを祝うのはもちろんこの曲、「PARTY ALL NIGHT」。最後は「YELLOW HAPPINESS」で賑やかにパーティタイムを締め括る。2021年にEXILE TRIBEが掲げたテーマ「日本を元気に。そして、日本の元気で世界を元気に。」のように、観ているこちらがつられて笑ってしまうほど、メンバーたちの笑顔は眩しく、心から楽しいといった様子だ。きっと彼らは、2022年もこうやって楽しみながら、笑顔の輪を広げていくのだろう。その幸せな輪が世界中に広がることを願いながら。