Snow Man、継続が実を結んだ1年 渡辺翔太、岩本照、佐久間大介……ソロでも表れた成果
年末も『第72回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)への初出場、『ジャニーズカウントダウン2021→2022』と2022年に向けて駆け抜けていくSnow Man。彼らにとって2021年は例年にも増して大きな飛躍を見せた1年だったが、振り返ってみると「継続は力なり」を体現した1年でもあったように思う。
「オリコン年間ランキング2021 作品別売上数部門」の「シングルランキング」では、Snow Manのシングル『Grandeur』が、期間内で唯一ミリオンを達成。上半期に続く自身初の年間首位を獲得した(※1)。この他にもリリースにまつわるランキングにおいて彼らが軒並み存在感を示すことができたのは、ジャニーズJr.時代からの下積みを経て、デビュー以降も最高のパフォーマンスを届けてきたからだろう。
グループでの活動はもちろん、最近ではソロ活動においても継続の成果が如実に表れている。今回は9人の中から5人のメンバーについて紹介していきたい。
渡辺翔太は自分の個性について考えていく中で美容に興味を持ち、今ではジャニーズ随一の美容マニアとして認知されるほどその道を極めてきた。そして先日、美容雑誌『美的』2月号で初の男性単独表紙を飾った。同誌のインタビューで渡辺は、続けるうちに美容がアイドルとしてやるべきことから好きに変わっていったこと、歌やダンスと同じで今の自分を支えてくれているものであると明かしている。継続することで新たな可能性が引き出された好例だろう。
12月28日放送の『SASUKE 2021』(TBS系)に出場した岩本照も継続の人だ。番組でも「『SASUKE』があるから今の自分がある」と力強く語っていた岩本。2017年に初挑戦、昨年6度目の挑戦で初めて1stステージをクリアした。今年も1stステージは制限時間を15秒以上残して余裕でクリア。2ndステージはあえなくタイムアップとなってしまったが、「もっと強くなってしっかりかっこいい姿を見せます」と宣言。越える壁が高いほど岩本は心身ともに磨きがかかっていくはずだ。
佐久間大介は「アニメオタク兼Snow Man」と自己紹介し続け、高らかにアニメを始めとしたコンテンツへの愛を叫び続けてきた。今年はアニメ映画『白蛇:縁起』でW主演の声優を務めたりアニメ関連の番組へも複数出演。来年2月にはエンタメ&ポップカルチャーマガジン『Purizm Vol.8』でキャラクター以外で初の表紙&巻頭特集を務めるなど、オタクの域を超えてカルチャー全体を盛り上げる一翼を担う存在となっている。