JO1、加速する人気でバイラルチャート急上昇 大人の魅力を発揮するウィンターソング
参照:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest
Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(12月16日公開:12月9日~12月15日集計分)のTOP10は以下の通り。
1位:GAYLE「abcdefu」
2位:VALORANT, Grabbitz「Die For You」
3位:JO1「僕らの季節」
4位:Emmy Meli「I AM WOMAN」
5位:JIN「Yours」
6位:Billlie「RING X RING」
7位:ROF-MAO「New street, New world」
8位:T-STONE「Let’s Get Eat」
9位:Vaundy「踊り子」
10位:大橋ちっぽけ「常緑」
さあ、いよいよ2021年のSpotifyウィークリーバイラルチャートも残すところ、今回を入れて残り2週。冬も徐々に深まり寒い日が続く一方、今週のチャートでは、熱い入れ替え争いが起きている。全世界を集計対象にしたウィークリーグローバルバイラルチャートの上位にもランクインを続けている弱冠17歳のシンガーソングライター、GAYLEのメジャーデビュー曲「abcdefu」が4週連続1位と堂々の強さを見せつけるなか、2位にはVALORANT, Grabbitz「Die For You」、3位にJO1「僕らの季節」と今週初登場の楽曲が続いている。ベスト10全体を見渡しても、Emmy Meli「I AM WOMAN」、ROF-MAO「New street, New world」、Vaundy「踊り子」の3曲が初ランクインだ。このまま、GAYLE「abcdefu」が5週連続の1位を果たし、2021年を締めくくることになるのか注目である。
そして、今週注目したいのは、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から生まれたJO1による「僕らの季節」。サバイバルオーディション戦国時代ともいえる昨今、NiziUやTWICE、IZ*ONEといったオーディション番組発の女性グループだけでなく、同じようにオーディション番組発の男性グループにも人気が集まっている。今年であれば『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』からデビューしたINIや、SKY-HIが主宰する『THE FIRST』からデビューしたBE:FIRSTがバイラルチャートを賑わしたことも記憶に新しい。このようにオーディション番組から生まれたグループが群雄割拠するなか、日本のオーディション番組の先駆けとなった『PRODUCE 101 JAPAN SEASON1』から2019年に生まれたのがJO1である。