なにわ男子メンバー分析第7回:大橋和也 グループの武器になる歌唱力、ポジティブなムードを作るリーダー

 11月12日、ついにCDデビューを果たしたなにわ男子。改めて、7人それぞれの魅力、これまでの活躍についてまとめてみたい。最終回はリーダー・大橋和也。

なにわ男子の“武器”になる声と歌唱力

 生まれは福岡県で、大阪に引っ越してきたのは3歳のころ。2009年、ジャニーズ事務所に入所する以前にも芸能の仕事を経験していたといい、ジャニーズのオーディションは「その延長」という感覚だったと、過去のインタビューで明かしている(参考:『Dance SQUARE』vol.32)。

 ダンスを始めたのは小学校2年生のころ。おなじみの一発ギャグ「土」(180°開脚して腕を伸ばし、身体で“土”の漢字を表す)からも分かる柔軟性、それを活かしたしなやかなダンスが大橋の持ち味だ。跳ねるようでありながら、曲によって強固な安定感も見せる。アクロバットも得意としており、ステージに華やかさをもたらす存在だ。

 大橋を語る上で外せないのはやはりその声、そして歌唱力。話す声はハスキーなのだが、歌い出せば途端に甘く、パワフルな声へと変化する。どこかボーイソプラノの風味を残した、儚さをも表現し得る歌声だ。とくに高音域を得意としており、11月16日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、「ドライフラワー」(優里)のサビの高音部分を楽々と歌ってみせ、SNS上でも話題となった。

 2018年には、ミュージカル『リューン〜風の魔法と滅びの剣〜』にて、メンバーの藤原丈一郎とダブル主演を経験。ジャニーズ主催ではない作品への出演は初めてのことだったが、音楽が魅力の一つである本作で、大橋の強みは存分に活きた。翌年には再演が決定、初演より公演数が増えたにも関わらず、チケット入手が困難な人気舞台となった。なお初演と再演の間になにわ男子が結成されたため、再演時には「大橋和也(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)」と記されていることも感慨深い。

 2019年2月『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)内で放送された、「恋人たちのクリスマス」(マライア・キャリー)冒頭をソロで歌いあげるシーンも印象的だ。練習を積み重ね、堂々とコンサートのオープニングを飾った大橋。ソロを歌い終え、グループの立ち位置に走り込むと、途端にアイドルの表情に切り替わる。その姿にプロフェッショナルを見た。

 同番組内で大橋は、関ジャニ∞・大倉忠義から「お前の歌は武器になる」との言葉をもらった。デビュー曲「初心LOVE(うぶらぶ)」においても、後半のフェイクでのびやかな声を響かせている。一度触れればクセになるなにわ男子の“武器”を、ぜひ体感してみてほしい。

なにわ男子 – 初心LOVE(うぶらぶ)[Music Video Dance ver.]



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