SixTONES「ドライブ企画」はなぜ面白いのか? 年長トリオVS年少トリオが生んだ和やかな空気感

 今回の目的は、より遠くの地点から東京スカイツリーをカメラに収めるというもの。制限時間は40分、ナビもスマホ検索も禁止。用意された紙の地図を便りにより遠くの撮影スポットを目指した。

 開始から10分が経過すると、方向性も定まってきたのか少しゆとりが見えてきた。チーム髙地は窓の外を眺めながら落ち着いた様子でトークを交わしていたのに対して、チーム慎太郎はSixTONESの楽曲を流しながら、どんどんハイテンションに。

 チーム髙地は田中が「しりとりしようぜ」と提案し、“縛り”しりとりがスタート。さらには知恵を働かせ、東京タワーや模型の撮影で済ませようと冗談半分で企む一幕も。一方のチーム慎太郎は、チーム髙地とは打って変わってテンション高め。後部座席の松村も激しく体を動かして踊っていた。双方の雰囲気の違いに、画面が切り替わっただけでも笑いがこみあげてくる。道中では、双方が通話で状況を探り合う一コマも。そうして撮影スポットを考えながらもドライブが続いた。

 終始、慣れた様子で車を運転しながら、隣のジェシーや後部座席の松村にも話題を振るなどマルチっぷりを発揮していた森本。同じく運転をしながら、京本や田中にツッコミを入れたりゲームを考えたりした髙地と、ドライバー二人が大活躍。

 また、助手席で歌ったり踊ったりと楽しい時間を演出したムードメーカーのジェシー。好奇心旺盛で、相手チームの声から状況を推測したりと名探偵っぷりを発揮した京本。

 なかでも印象的だったのは、後部座席の二人。普段から司会進行を務め、物事を前に進めていく役割の田中、俳優としてNHK連続テレビ小説で冴え渡る演技をみせる松村がメンバーの運転に安心した様子で身を委ねていた。車に揺られながら窓から見える景色を眺める……普段のキリっとした姿とも違う、メンバーと一緒でなければ見られないであろう姿、表情が垣間見えた。

 また、チーム髙地が車内で王様ゲームを始め、「今後の夢を語り合う」をテーマにトークをしていたのだが、田中は近い将来の夢として「東京ドームでライブやりたい!」と夢を語った。実は昨年の「Car Karaoke」で、田中がJr.時代の楽曲を音源化したいと言葉にしたことが、1stアルバム『1ST』で叶った。今回語った夢も近い将来に実現することを願わずにはいられない。

SixTONES -スカイツリーから離れるが勝ち!?ドライブ対決〜2/3〜

 今回は運転席と助手席、後部座席との間にビニールの仕切りで感染対策を施してのドライブ。それを使って笑いをとる松村のファインプレーもあったが、またいつの日か6人揃ってSixTONESの楽曲を口ずさみながら日本一騒がしいであろうドライブに出かけて欲しい。

SixTONES -スカイツリーから離れるが勝ち!?ドライブ対決〜FINAL〜

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