『それスノ』対決企画から垣間見える、Snow Manのバラエティセンス

Snow Man
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 Snow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)が面白い。10月31日の放送では、大人気企画の「リンクコーデ対決」が放送された。「リンクコーデ対決」はParaviで放送されていた頃のものを含めると、今回が3回目。毎回メンバーが考案した個性豊かなコーディネートを披露してくれている。メンバーたちの私服センスが見えることに加え、メンバーのコメント、審査員ゲストのツッコミなど思わず笑ってしまうポイントが盛りだくさんだ。それ以外にも同番組では様々な対決企画が行なわれているが、それらの対決からはSnow Manの9人だからこそのバラエティセンスが見えてくる。

 まず、向井康二と阿部亮平。2人とも「リンクコーデ対決」では概ね上位にランクインしており、クイズ企画でも手堅く正解を重ねるなど、各企画において骨子を作っているメンバーだ。例えば「メンバー厳選!至極の『ご飯のお供』プレゼン対決!」の向井。持ち前のトーク力を活かして、トップバッターにふさわしいプレゼンを披露。メンバーたちにリアクションを促したり、プチ情報をトークの合間に挟んだり、見事であった。ゲストのいとうあさこも満足していた様子で、続くメンバーたちのプレゼンに勢いを持たせている。阿部も対決企画ではかなり手堅い。Paraviで配信されている「それスノ学園!1時間目 家庭科『ホワイトデーセンス対決』」では3位にランクイン。雪だるまを型どった棒つきのチョコケーキを作り、手を汚さず食べられるようにと気遣いを見せていた。ゲストの現役女子高生からも好評で、メンバーたちも「1位でもいいレベル」と絶賛するほどだ。この2人を中心に、しっかり土台を築いているのがポイントである。

 だからこそ、深澤辰哉や渡辺翔太など、メンバーのキャラクターが際立つのだ。深澤は進行役を務めているだけあり、きちんと成果を出すことも少なくない。例えば「それSnow Manなら誰が選ばれますか?彼女が思わず持って行きたくなるランチボックスGP」では、3番目に早抜け。だが、洋服系の対決では毎回独特のセンスを発揮する。「リンクコーデ対決」以外でも、「抜き打ち!彼女に着て欲しい部屋着GP」でチャイナ服を選んで9位という結果に。メンバーたちはざわつき、ゲスト審査員のみちょぱからもツッコまれてしまっていた。だが、振り切ったこのセンスがランキングに一波乱巻き起こし、見どころになっていることは間違いない。

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