『それスノ』対決企画から垣間見える、Snow Manのバラエティセンス
渡辺は何かとイジられがち。ランキングで不名誉な順位になることもしばしばで、メンバーたちからツッコまれることも多い。ムキになったり、落ち込んだりすることもあるが、それを隠そうとするのではなくありのままを見せてくれている。例えば、「すぐオコになっちゃう人」ランキング。自ら怒ったエピソードを披露し、「ワンチャン1位か2位、あるかもしれない」と語ったことで、一気にランキング上位へ。さらに世間のイメージで堂々の1位になっていたことにどこかしょんぼりした様子だったが、天の声・ゆさぴょんから「テレビだと渡辺くんくらいすぐムキになる人のほうが面白い」と言われると、「俺1位でいいよ」と笑顔になっていた。こうした渡辺の素直さによって生まれる笑いはSnow Manのバラエティにとって必要不可欠。さらに、「メンバー厳選!至極の『ご飯のお供』プレゼン対決!」では選んだ品が深澤とかぶるという奇跡も起こっている。渡辺が“持っている男”であることも欠かせない。
他にも、宮舘涼太が真顔で発するふとした一言がいいスパイスになっているなど、9人それぞれが活躍するバランスがいいからこそ、『それSnow Manにやらせて下さい』がより面白くなっているのではないだろうか。彼らのバラエティセンスが、より幅広い層に届くことを願いたい。