乃木坂46 生田絵梨花は卒業後も安泰? 10年のアイドル活動で切り開いたミュージカル女優への道

 乃木坂46の生田絵梨花がグループからの卒業を発表した。生田の最終活動日は12月31日。残り2カ月。12月には卒業コンサートも予定されており、おそらく大晦日の『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)が生田にとってアイドル人生最後のステージとなるだろう。11月20日、21日に東京ドームで開催の『真夏の全国ツアー2021 FINAL!』は高山一実にとっての卒業公演も兼ねており、これで残る1期生は秋元真夏、齋藤飛鳥、樋口日奈、星野みなみ、和田まあやの5人となる。

生田絵梨花写真集『インターミッション』

 中学3年生で乃木坂46に入り、現在の24歳までの10年間。彼女は自身のブログで「考えて、思い直して、考えて…の繰り返し じっくり時間をかけて ようやく 旅立つぞ!と覚悟を決めることができました」とこれまでの活動期間を振り返りながら、決心した卒業への思いを綴っている。2nd写真集『インターミッション』のインタビューには、「いままで応援してくれるファンの方たちを大切にしたい気持ちと、自分の夢を叶えたいという2つの思いで揺れていたけど、最終的には『どっちも全力でやるしかない!』って覚悟を決めました」とスタッフからの支えやアドバイスが乃木坂46にいることへの後押しになったことも明かされている。

 全力疾走してきた10年間で生田が築き上げてきたのは、アイドルグループにいながら、ミュージカル女優になるという夢を叶えることができる、一つのロールモデルである。『レ・ミゼラブル』や『ロミオ&ジュリエット』を筆頭に、多くの本格ミュージカルに出演。卒業後の、来年5月には生田が出演の舞台『四月は君の嘘』の上演が予定されている。乃木坂46メンバーにとっての登竜門と呼ばれる舞台公演『16人のプリンシパル』から圧倒的な才覚とセンスを持ち合わせていた生田が、グループを飛び出し着実にキャリアを積み上げていったのは、多忙を極める日々の中でも決して努力を怠らなかったことだ。ドキュメンタリー映画『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』には、『ロミオ&ジュリエット』と乃木坂46のバースデーライブで東京と大阪間を行き来する生田が映し出されている。「正直前に進めてるのか、全然分かんないながらやってる感じですね」ーー稽古の合間をぬって、ライブの振り入れをする生田。不安に押し潰されそうになりながらも、生田の背中を押していたのは、乃木坂46という帰る場所があること、そして仲間からの温かな励ましだった。



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