KinKi Kids、2人で語った変わらぬSMAP愛 中居正広への“まさかの提案”も

 そんな2人が、何年経っても色褪せることなく鮮明に記憶しているのが、直属の先輩であるSMAPのバックについていたときのこと。先日、『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)の放送300回記念で木村拓哉がゲスト出演し、そして7月に放送された『音楽の日2021』(TBS系)では司会を務める中居正広に若き日の写真を仕込んで絡んだことが大きな話題にもなった。

 “兄さん”と慕う先輩たちとの共演について「緊張っていってもイヤな緊張じゃないからいいよね。うれしいっていうのも混ざってるし」(剛)、「(共演するたびに)もうちょっと『ちゃんとせな』っていう思いもあるし、なんか安心感もあるし、いろんな気持ちが交錯するというか」(光一)と、変わらぬ敬愛っぷりを見せる。そして、堂本剛が「ねえ、中居さんの番組呼んでもらってないですね、僕ら」と切り込んでいく。中居がジャニーズ事務所から独立した後も、事務所の後輩たちが中居の番組にゲスト出演する姿をよく見かけるが、KinKi Kidsとの共演はなかなか実現していないとちょっぴり不満気に語るのだ。

 そして「それか、もしかしたらこの『どんなもんヤ!』に中居さん来ていただくっていうパターンもあるんですけどね」とまさかの提案も。堂本光一が「この番組(笑)? ちょっと申し訳ない気がしますけどね」と吹き出すと、堂本剛も「“お前ら、なんだよ!“って言われるかもしれませんけど」とつられて笑ってしまう。だが、「事務所は違えど、今も勝手ながらつながりを感じているというか」(光一)、「はい、またご一緒できる機会をお待ちしております」(剛)と、あながち冗談で終わらない可能性も無きにしも非ず……といった雰囲気に。

 2022年には、CDデビュー25周年という大きな節目も待ち構えている。「それに向けての話はね、ちょろちょろっと1回しましたよね。実現できることできないこと、たくさんあるとは思うけど」(光一)、「僕らもお祝いをしていただく身でもあるけど、変な感覚ですが、KinKi Kidsではあるんだけど、僕らもKinKi Kidsをお祝いしたいという気持ちもあって。いろんな感謝を込めて、みなさんと一緒にKinKi Kidsをお祝いするというかね、そういう瞬間もいっぱい作っていけたらなと思っています」(剛)と、楽しみな未来の話も聞くことができた。

 その流れで、念願の中居とのラジオ共演が叶ってくれはしないかと期待が高まる。「今日はお兄さんたちの話も出ましたからね、SMAPかけます?」(剛)、「全然、季節関係あらへんけど、いいかなあ」(光一)と聴こえてきたのは、2人が緊張しながら兄さんたちのバックについてバスケットボールを追いかけながら踊ったという「雪が降ってきた」だった。忘れられない風景が蘇るこの曲と共に、SMAPとKinKi Kidsの新たな思い出が紡がれる時間がやって来てほしい。そんな願いに思いを馳せながら、懐かしいメロディに酔いしれるオンエアとなった。

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