佐藤結衣の『ラジオdeジャニログ』
堂本剛、なにわ男子&Lil かんさいへの楽曲提供に意欲 歌い手のストーリー描く創造力に注目
KinKi Kids 堂本剛が、CDデビューを11月12日に控えているなにわ男子と、同じく関西ジャニーズJr.として活躍中のLil かんさいに向けて「曲書いてあげたいですね」と語り、注目を集めている。
発言があったのは、ラジオ『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)の10月4日放送回。きっかけは、9月6日放送回で堂本剛がリスナーと「なにわ男子というグループ名はほとんどKinKi Kids」という話題で盛り上がったことだった。
リスナーからのメールで「なにわ男子というグループ名は、もはやKinKi Kidsではないでしょうか。と同時に、KinKi Kidsはなにわ男子ではないでしょうか」と問いかけられ、「最初にね、なにわ男子って聞いた時点で薄々そう思ってましたけどね、ほぼKinKi Kidsやな、と」と同意していた堂本剛。
「ジャニーさんも疲れてたんですかね。“そういえばKinKi Kidsっていたよな”って話を通り越して、“なにわ男子いいなあ”みたいなことになっちゃったのかもしれませんけど」と得意のジャニー喜多川氏への愛あるイジりを繰り広げ、笑いを誘っていた。
そんな堂本剛にリスナーから重ねて“Lil かんさい”もKinKi Kidsが正式にデビューする以前に名付けられていたグループ名“KANZAI BOYA”とかぶるのではないか、と問いかけられたのだ。
加えて、このLil かんさいのリーダー・岡﨑彪太郎は、ぐいぐい前に出ていかない感じが昔のKinKi Kidsと似ているとのこと。さらには「ちょっと変わったTシャツを好んで着ている」という追加情報も。その写真を見た堂本剛は「ふふふふふ(笑)。このね、資料の写真がシュールなんですよ、めちゃくちゃ。グレーの生地に黒で“虚弱体質”って。相当虚弱体質じゃないっていうね」と頬を緩める。
関西出身であること、そして近いネーミングを持つ2グループという縁を感じたことから「曲書いてあげたいですね、こういう子たちにね」という思いに至った様子。ジャニーズの先輩として、後輩たちにできる限りのことをしてあげたいという気持ちは、かつてSMAPの武道館ライブにて中居正広が「KinKi Kidsのことも俺たちみたいにちゃんと応援してあげてね」とファンに投げかけた、あの風景から続いているものかもしれない。
「後輩くんたちと共演できる機会っていうのが、本当に減ってはいるんでね。何かいいタイミングで共演できるときがきたらいいな、なんていうふうに思っておりますけどね」(9月6日放送回)と話していたように、コンサートや歌番組など後輩たちと同じステージに立つチャンスがなかなかない今、できることの一つとして楽曲提供を思いついたのではないか。