長濱ねるを夢中にさせる「アイドル」とは? 『TIF2021』チェアマンインタビュー

長濱ねる『TIF2021』インタビュー

 10月1日、2日、3日の3日間、お台場・青海周辺エリアにて『TOKYO IDOL FESTIVAL 2021』(以下『TIF2021』)が開催される。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、お台場での開催が中止に。代わりに『TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン2020』(以下『TIFオンライン』)として配信形式で行われ、リアルイベントなどが激減したアイドルファンはもちろん、出演するアイドルたち、さらにはアイドルを日々支える運営側にも明るい未来を感じさせる役割を担った。

 リアルサウンドでは、2年ぶりにお台場にて開催される『TIF2021』にてチェアマンを務める長濱ねるにインタビュー。これまで指原莉乃が担っていた役割を、長濱はどんな気持ちで受け止めているのか。自身の経験も踏まえ、長濱ねるが考える「アイドル」についても聞いた。(編集部)

「アイドル」=「人を笑顔にする存在」

ーー指原さんから二代目チェアマンという形でバトンを受け継ぎましたが、『TIF2021』の開催が迫る中、チェアマンとして活動してみていかがですか?

長濱ねる(以下、長濱):なかなかMCのような立場をやったことがなかったので、誰かの話をうまくつないでいくとか、実はすごく難しいことなんだと実感しました。アイドルの皆さんの魅力を引き出して伝える、そしてステージを一緒に盛り上げるために活動しています。

ーー長濱さんも過去『TIF』のステージに上がっていましたよね(欅坂46として出演)。その頃からアイドルシーンも変化したと思いますが、当時アイドルとして見ていたシーンと、今俯瞰でシーンを見られていて何か違いを感じたりしますか?

長濱:今のアイドルの皆さんは、すごく自己プロデュース力が高いと思います。セルフプロデュースされているQUEENSさんなどへ取材するにあたってSNSを覗いたりしてみると、皆さん個性がすごいんです。メンバーそれぞれ発信していること、好きなものが全然違うところとか。以前と違うところで言うと、YouTubeとか含めてパーソナルな部分を知れるツールが多くなったなと思いますね。曲や振り付け、なんとなく雰囲気が好きというほかにも、この人のことをもっと知りたいとか、そういう好きになる入り口が増えたと思います。

ーーちなみに『TIF』のチェアマンを務める上でたくさんのアイドルをチェックされたと思いますが、一番最初にアイドルを見るとき、どこに注目します?

長濱:今回、取材に行くアイドルさんを自分でセレクトさせていただいたのですが、私はストーリーというか、そのアイドルの背景やコンセプトをすごく見ていて。その中でも興味があったのが、セルフプロデュースしていて、衣装や曲を自分たちで手がけているQUEENSさんのような方たちでした。あとはミュージックビデオをチェックして、その世界観や雰囲気だったりを見ることが多いですね。

ーーまさにチェアマンにふさわしい視点ですね。ところで、長濱さんが「アイドルとは?」と問われた時、真っ先に思い浮かべるのは?

長濱:人を笑顔にする人? あっ、でもワンちゃんとかも「わが家のアイドル」と言ったりするので、「人を笑顔にする存在」を指すのかなと思います。

ーーでは、具体的に今の長濱さんにとっての「アイドル」は?

長濱:私にとってのアイドルは、甥っ子です……ちょっと的外れでしたか(笑)?

ーーそんなことありませんよ。ただすごくピュアな答えだったので(笑)。ちなみに甥っ子さんには溺愛といった感じですか?

長濱:なかなか会えないので、送られてくる動画を見たりしています(笑)。

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