岩田剛典、Kis-My-Ft2、チャン・グンソク、佐藤千亜妃、MIYAVI……9月15日リリースより新譜5作をレビュー

 毎週のリリース作の中から注目作品をレビューしていく連載「本日、フラゲ日!」。今回は9月15日リリース作品より、岩田剛典『korekara』、Kis-My-Ft2『Fear / SO BLUE』、チャン・グンソク『Day by day』、佐藤千亜妃『KOE』、MIYAVI『Imaginary』の5作品をピックアップした。(編集部)

岩田剛典『korekara』

 ダンサー、俳優として活躍してきた岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)が、ソロプロジェクト「Be My guest」の一環として、待望のソロ活動をスタート。第1弾シングルの表題曲「korekara」は、ネオソウルの潮流を感じさせるトラック、心地よいグルーヴをたっぷり含んだメロディが印象的なミディアムチューン。低音を強調したサウンドと艶めかしいギター、そして、〈さあさ 旅立とう〉とリスナーに語り掛けるリリックが溶け合い、大人の鑑賞に堪えるポップスに仕立てている。さらに鮮烈なスネアと有機的なアコギ、ゆったりと揺れる旋律が一つになった「Let Me Know」、オルタナR&B〜ローファイ系ヒップホップの雰囲気を取り入れた「Distance」を収録。いい具合にリラックスしつつ、日本語を気持ちよくフロウさせるボーカルもきわめて魅力的だ。(森)

岩田剛典 – korekara (Official Music Video)
Kis-My-Ft2『Fear / SO BLUE』

 Kis-My-Ft2が通算28枚目となるニューシングルを両A面でリリースする。「Fear」は現在放送中の北山宏光主演ドラマ『ただ離婚してないだけ』(テレビ東京系)の主題歌として書き下ろされた楽曲。夫の不倫をきっかけに巻き起こる衝撃のサスペンスというストーリーに合わせた不穏さがにじむスリリングな曲調にのせ、愛に葛藤する男の姿を色気たっぷりに歌い上げる。一方、Kis-My-Ft2×LINE MUSICキャンペーンソングであり、『もしもツアーズ』(フジテレビ系)のテーマソングとなっている「SO BLUE」は、青空のごとく爽やかで開放感にあふれたナンバー。サビで聴かせる力強いユニゾンが、CDデビュー10周年を迎えた彼らの絆を物語るかのようだ。真逆のアプローチの2曲に、キスマイらしい振れ幅が感じられる。(渡部)

Kis-My-Ft2 / 「Fear」Official MV
チャン・グンソク『Day by day』

 昨年アーティスト活動を再開後、精力的な活動を続けるチャン・グンソクの最新シングルが到着。8月に発表した『雨恋』に続く、2カ月連続リリースの第2弾となる本作は、誰もが心の内に抱える葛藤と、そこから一歩踏み出す勇気を歌ったメッセージソングだ。軽やかななかに憂いをまとったR&Bのリズムが印象的なAメロ、Bメロを経て、ストリングスが彩るメロディアスなサビへ。歌詞と同調するように、声のトーンや表情も変える歌唱スタイルが、楽曲をよりドラマチックに仕立てている。作詞にはグンソク自身も参加。〈手掛かりのないまま 僕は歩いていく〉〈それでも明日の方へ〉と迷いながらも前向きに進もうとする歌詞に、等身大の彼の今が透けて見える。(渡部)

チャン・グンソク「Day by day」Teaser



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