三代目 J SOUL BROTHERS 岩田剛典、ダンス&演技の両面で魅せる表現力 “冷静と天然”を兼ね備えたグループの顔役

三代目 J SOUL BROTHERS 岩田剛典、ダンス&演技の両面で魅せる表現力 “冷静と天然”を兼ね備えたグループの顔役

 2010年、当時すでにEXILEのパフォーマーとして活動していたEXILE NAOTO(以下、NAOTO)と小林直己を中心に、『EXILE presents VOCAL BATTLE AUDITION 2~ 夢を持った若者達へ~』から選出されたボーカルの今市隆二と登坂広臣、パフォーマーのELLY、山下健二郎、岩田剛典で結成された7人組ダンス&ボーカルグループ、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目 J SOUL BROTHERS)。昨年11月10日にデビュー10周年を迎えた彼らは、グループとしての活動を越えて、俳優・番組MCなどマルチに活躍中。今やTVで見かけない日がないほど、国民的グループとなっている。本稿では、そんな三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーを1人ずつフィーチャー。第7回は、パフォーマーの岩田剛典について紹介していく。

岩田剛典

 岩田剛典は、1989年3月6日生まれで愛知県出身。高学歴としても有名な彼は、慶応大学出身の祖父と父の熱心な教育方針により、小学校高学年からは中学受験のために勉強漬けの日々を送っていたという。「受験は簡単じゃなくて、本当にいろいろな壁にぶち当たりましたし、悔しい思いもたくさんしました」(※1)と語るように、小学生にとってはシビアな環境だったが、2つの塾に通ったり、家庭教師と共に必死に勉強した努力が実り、中学受験を経て慶応義塾普通部に入学。母親と2人で上京し、慶応義塾普通部、慶応義塾高等学校、慶応義塾大学法学部政治学科に通った。自身も小学生時代はガリ勉だったと話す一方で、今年、実は物心つく前からの幼馴染みだったと明かされ、話題を呼んだI Don’t Like Mondays.のYU(Vo)は、子どもの頃の岩田について「すごく勉強もできたし絵もうまかったけど、小学校の時はかなりやんちゃでした(笑)」(※2)と語る。また、もともとスポーツ好きだったため、中学ではバスケ部と空手部に入部。高校では「ラクロス部は高校からしかなかったのでみんなスタートラインが同じだったから」(※3)という理由でラクロス部に入部し、U19の指定強化選手に選ばれるほどの実力者となった。

 そんな彼がダンスと出会ったのは、高校生の時。ラクロス部の仲間とデビッド・ラシャペル監督のダンス映画『RIZE ライズ』を観に行った際に、そこで登場するダンスジャンル KRUMPの動きや、そのルーツに衝撃を受け、自分自身もKRUMPを踊れるようになりたいと思ったそうだ。実際にダンスを始めたのは高校3年生の時で、ラクロス部を引退した後、高校最後の文化祭でパフォーマンスすることを目指して独学で練習をスタート。ステージで踊った時の高揚感が忘れられず、大学ではラクロス部の誘いを断り、ダンスサークル“Dancing Crew JADE”に入部した。大学3年生の時には、第22代部長に就任。その姿が目立っていたようで、同年、俳優の古川雄輝がグランプリを受賞した「ミスター慶應コンテスト2009」にも他薦で出場している。とはいえ、芸能界を目指していたわけではなく、地道に就職活動を行った結果、企業からの内定を取得。大学卒業後は趣味でダンスを続けながら、地に足のついた生活をしていくつもりだったようだ。

 しかし、2010年、大学4年生の夏、J Soul Brothers(二代目)の一員として新グループ発足のためにメンバー集めをしていた小林直己からのオーディションへの誘いが、彼の未来を大きく変えることになった。岩田曰く「NAOKIさんとは、大学とか関係なしに、渋谷で一緒にダンスをやっていた」(※4)そうで、日本最高峰のKRUMPアーティスト集団 Twiggz Famのメンバー同士。先輩でありながら、小林がJ Soul Brothersに加入する以前からのクランパー仲間である。リーダーのNAOTOが「メンバー探しでは直己とEXPGだったり、知り合いのダンサーとかを回りましたが『こういったグループにしたい』でなく『今、絶対に誘いたい人』をイメージしていました」(※5)と語っているように、小林の中にもピンと来るものがあったのだろう。岩田が声をかけられた時には、リーダー2人とELLYがパフォーマーとしてすでに決定しており、パフォーマーが5人必要になった時のためにオーディションが行われるという段階。すでに企業の内定をもらっていたため、初めは小林の誘いを断っていたそうだが、悩みに悩んだ末にオーディションに挑み、合宿に参加した。

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