櫻坂46 田村保乃、快進撃の理由 センター抜擢、1st写真集大ヒット……“自分らしさ”を武器に掴んだチャンス
櫻坂46の田村保乃の快進撃が止まらない。田村は10月に発売予定の3rdシングル曲「流れ弾」の新センターに抜擢されると、8月17日に発売した自身初の個人写真集『一歩目』(小学館)がオリコン週間BOOKランキング(8月30日付)において週間売上5万部超えで1位を記録。8月は『林修の今でしょ!講座』(テレビ朝日系)へのゲスト出演のほか、『週刊少年サンデー』(小学館)の表紙や女性ファッション誌『CanCam』(小学館)にも初登場。さらに他メンバーとともにロレアルパリのブランドアンバサダーにも就任し、キャンペーンムービーでは美しい髪を靡かせていた。
元AKB48の前田敦子がきっかけでアイドルに興味を持ったという田村保乃。小学4年生の頃からアイドルが好きで、かねてより握手会やライブに足を運んでいたという。初めて受けたオーディションは日向坂46(当時はけやき坂46)で、二次審査に合格もしたが合格通知に気付かず三次審査は受けなかったのだとか。その後、2018年に開催された『坂道合同オーディション』のセミナーに「好きなアイドルに会えるから」という理由で参加すると、シード権を獲得し見事合格。同年に櫻坂46(当時は欅坂46)に2期生として加入した。(※1・2)
そうした経緯からも分かるように、田村はアイドルへの憧れが人一倍強いタイプであった。それだけに「大好きなグループの中に自分のポジションがあること」に戸惑いを抱くようになる。自分がアイドルでいることが怖くなったり、櫻坂46の世界観に「いまいち自分がハマっていない」と悩んでいた時期もあったとも明かしている。しかし最近彼女はあることに気付いたという。ほかのメンバーのような力強さはなくとも「私は私でいい」と思えるようになったのだ。(※3)