『そこ曲がったら、櫻坂?』で森田ひかる&田村保乃が存在感発揮 メンバーも一目置く二人の長所とは?

 先日の『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)で、2週にわたって放送された「番組盛り上げテクニック講座」。後半の実践編では、メンバーたちが全力でマイクパフォーマンスや叩いて被ってジャンケンポンの対決に挑んだことで、スタジオは大荒れの展開になり、2週にわたっていつになく盛り上がりを見せた回となっていた。

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 今回の企画では多くの名場面が生まれたが、その中でも印象深かった場面の一つが、山﨑天の「収録中に大声で笑えない」という悩みについての一幕だ。ここで存在感を発揮したのが森田ひかると田村保乃である。「何か面白いことして」と無茶振りされたMCのハライチ・澤部佑が、咄嗟に繰り出した苦し紛れのボケに対し、案の定スタジオの空気は静まり返ったが、唯一この2人のツボにはIN。特に田村は姿勢を崩すほど笑ってみせて「今のめっちゃ面白かったです」と絶賛する。澤部のボケそのものというよりは、それによって凍りついた空気も含めた一連の流れ全体に対して笑ったのだろうが、それでも澤部は「(笑ってくれたことで)気持ち良い」という。

 このシーンは、「声を出して笑うと現場が盛り上がり相乗効果」だということを、結果的にメンバーたち自身で示せた場面であった。質問した山﨑こそ上手くいかなかったものの、森田と田村の笑う様子はしっかりとリプレイで流されるほど使われ、MCを喜ばせつつスタジオも盛り上がり、放送自体も”笑うと番組が盛り上がる”という結論に違和感なく着地できている。

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