Official髭男dism、WANIMA、millennium parade × Belle……8月18日リリースより新譜5作をレビュー

 毎週のリリース作の中から注目作品をレビューしていく連載「本日、フラゲ日!」。今回は8月18日リリース作品より、Official髭男dism『Editorial』、WANIMA『Chopped Grill Chicken』、millennium parade × Belle『U』、miwa『神無-KANNA-』、AAAMYYY『Annihilation』の5作品をピックアップした。(編集部)

Official髭男dism『Editorial』

 タイトルの「Editorial」とは、社説、論説、編集という意味。Official髭男dismは本作によって、社会(音楽シーン)と向き合う姿勢、そして、ジャンルを超えた要素を貪欲に取り入れ、斬新かつ親しみやすいポップスとして打ち出すスタイルをさらに向上させてみせた。「I LOVE…」「Universe」などのヒットシングルを収めた本作は、新曲も大充実。トーキング・モジュレーターのアカペラで〈伝えたい だけど語れない/ずっとこの気持ちの正体を/僕は探してる〉と歌うタイトル曲「Editorial」、現代的なR&Bサウンドと“人生はいつか終わる。だからこそ、この瞬間を愛したい”という普遍的な歌が共存する「アポトーシス」。ヒゲダン流のグッドミュージックをたっぷり詰め込んだ、2021年を象徴する作品だ。(森)

[特報第2弾] Official髭男dism – New AL「Editorial」
WANIMA『Chopped Grill Chicken』

 表題曲「Chopped Grill Chicken」は、エッジの効いたミクスチャーサウンドとともに、他罰的で視野狭窄的な社会へのメッセージを突き刺す1分46秒のアッパーチューン。音楽的な気持ち良さと、聴く者の思考と想像力を刺激するリリックが一つになったこの曲はまちがいなく、WANIMAのターニングポイントになるだろう。カップリング曲には、出会いと別れ、再開への願いを真っ直ぐに綴った歌が高らかに鳴り響く「離れていても」、爆音のギターサウンドと緻密なアレンジメント、未来が見えない現状へのいらだちがぶつかり合う「Get Out」、そして〈ここから もう一度〉という切実な思いを叩きつける「いつかきっと」を収録。生々しい喜怒哀楽を刻んだ歌、高い技術に裏打ちされたバンドグルーヴは、オーディエンスに前向きな力を与えてくれるはずだ。(森)

WANIMA 7th single「Chopped Grill Chicken」Teaser



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