BTS「Butter」、各リミックスバージョンのポイントは? 米ビルボード「HOT100」5週連続1位獲得を機に分析

 BTSが歌う「Butter」が、米国ビルボードシングルチャート「HOT100」で5週連続1位を記録。ビルボード史上、初登場1位を獲得後5週連続で首位をキープした楽曲は、わずか11曲にとどまるという。「生涯の目標」であったはずの米国ビルボードシングルチャート「HOT100」での1位。その目標を軽々と飛び越えて、自己ベストを更新し続けていく彼らに、改めて頼もしさを感じる数字だ。

버터 5준다~!!🧈
BTS「Butter」
BTS「Butter」

 この吉報を受けてBTSは6月29日にライブ配信アプリ『V LIVE』にて生配信を実施。ARMY(ファン)への感謝を伝えたいという思いのもと、多忙なスケジュールの合間をぬって集合した姿に、グローバルグループとなった今も変わらぬ健気さを持っていることを再認識させられる。そして「Congratulations!」と無邪気に歌い合う仲睦まじい姿も相変わらず微笑ましい。

 「21世紀のポップアイコン」とも呼ばれるようになったBTSは、スーパースターとしてのパフォーマンス性の高さはもちろんのこと、それ以上に多面的な魅力が多くのファンの心を掴んで離さない。そして、本作「Butter」にも、そんな多くの魅力を持つ彼らが織りなすリミックスバージョンが存在する。

 〈Hotter? Sweeter! Cooler? Butter!〉とリーダーのRMが歌うフレーズに沿って、発表された「Hotter」「Sweeter」「Cooler」の3バージョンのリミックス音源。オリジナルと合わせて実に4つの異なるテイストで楽しませてくれるのも、「Butter」が多くの人を魅了してやまない理由かもしれない。

BTS (방탄소년단) ‘Butter’ Official MV

 オリジナルは、まさに王道といえるプレーンの味わい。ドライなサウンド、シンプルなセット、そしてモノクロの映像からスタートするMVが象徴するように、素材で勝負といった雰囲気だ。にもかかわらず、JUNG KOOKの手の甲へのキス、JINの首に手を当てた憂いを帯びた表情、Vのウインク&バキュン……と、破壊力のあるメンバー1人ひとりの瞬間的な一挙手一投足に打ちのめされる。サビに入ると一気に映像はカラーになり、7人が揃ってダンスを披露。決して力んだ印象はないものの、それでいてその足の開く角度まで揃えられた美しい群舞に、それがBTSのベースとなるパフォーマンスレベルであることがしっかり印象付けられる作りだ。

BTS (방탄소년단) ‘Butter (Hotter Remix)’ Official MV

 そんなオリジナルの音源にEDMアレンジを加えられたのが「Hotter Remix」バージョンだ。歌声には機械的なエフェクトがかけられるのだが、MVではむしろリラックスした人間味あふれる表情が映し出され、そのギャップが楽しい。リズムの取りやすいよりダンサブルなサウンドとなったことで、7人が思い思いに体を音にあずけて楽しむ姿も。まるでメンバーと共にクラブにやってきて、夜遊びを繰り広げているような気持ちにさせてくれるMVだ。SUGA、RM、J-HOPEと続くラップパートとの相性も抜群で、メンバーとの一体感もより盛り上がっているのが伺える。

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