JO1 、後輩 INIとのやりとりで見えた“先輩としての風格”  練習生の悩みに寄り添う姿勢

 川尻蓮は、課題曲でJO1の「無限大(INFINITY)」を披露した練習生に対し「個人的には僕らのモノマネにはならないでほしいなと思っていて。僕らの良さと皆さんの良さは違うと思っているので、構成もちょっと変えたりすごく考えてやってくれたんだなと思って。二組とも良かった、かっこよかった」と絶賛。ダンスリーダーである川尻に褒めてもらえたのは、きっと練習生の自信にも繋がったはずだ。また、Fクラスの佐野雄大(INI)には、同じくFクラスだった金城碧海が「この人はなんで人気なんだろう? と見ることがすごい大事。自分に足りない部分を見つけていくと変わっていく」と、的確なアドバイス。豆原も「ベストアンサー!」と感心していた。

 最後にはリーダーの與那城奨が「感謝の気持ちを絶対忘れないでください。自分自身に危機感をずっと持ってください。デビューしてからがスタートであり、これからも僕たちは目標を持っていろんなことに挑戦していきますので、皆さんも頑張ってください」とさすがのコメントで締めた。「JO1のリーダー、かっこよくない!?」と、思わず画面越しに練習生に話しかけてしまいそうだった。

 6月23日の公式Twitterでは、ハッシュタグ「#JO1_INI_はじめまして」とともに早速2組の集合カットが公開され大反響を呼んだ。これからきっとさまざまなメディアで共演する姿が見られるのかと思うと、今から楽しみで仕方がない。“SEASON2”が前回同様大きな盛り上がりを見せたのは、JO1がデビュー以降、しっかりと着実に結果を残しているからこそだと思う。ともに世界を目指すアーティストとして、これからもっと日本の音楽シーンを盛り上げていってほしい。

■紺野真利子
エンタメ系ライター。JO1やジャニーズグループのインタビュー記事を中心に、雑誌『CHEER』『週刊TVガイド』などで執筆。
Twitter(@mariri_901820)

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