Snow Man、「HELLO HELLO」MVと過去作品のリンクから感じるメッセージ どんな色でも表現できる9人
そんな大きなギャップがありつつも、これまでのMV作品とリンクしている部分も。というのも、ファンの間では周知の事実だが、Snow ManのMVはデビューシングルから繋がっている。デビュー曲「D.D.」はメンバーが扉に向かって歩いているシーンで終わっており、2ndシングル表題曲「KISSIN' MY LIPS」はメンバーがこちらに向かって歩いてくるシーンで始まっている。ラスト部分はパフォーマンスで使った椅子が9脚並んでるのだが、同じく2ndシングル表題曲である「Stories」は椅子が9脚並んでいるシーンから始まる。ラストでは羽が宙を舞っており、3rdシングル表題曲「Grandeur」冒頭は後ろの液晶に舞う羽が映しだされている。ラストはその液晶に銀河が映っており、3rdシングル収録曲「Big Bang Sweet」は銀河にタイトルが映し出されるシーンから始まっている。最後は9つのワイングラスにタイトルが映って終わるが、それが今回の「HELLO HELLO」の冒頭のワイングラスに繋がっている、というわけだ。様々な顔を見せてくれるSnow Manだが、それら全てがSnow Manであるというメッセージを感じられるのではないだろうか。
「HELLO HELLO」の最後はメンバーの似顔絵が壁にペイントされるシーンで終わっているが、これが4thシングル収録曲「縁 -YUÁN-」のMVにつながっていくのだろうか。「縁 -YUÁN-」は佐久間大介が声優として主演を務めるアニメ映画『白蛇:縁起』の日本語吹替版の主題歌だ。アニメーションでのMV、という可能性もあり得るだろう。
バラエティ豊かな表情とパフォーマンスを見せ、クオリティの高いMVを発表し続けるSnow Man。国内での人気は言わずもがなだが、エンターテインメント性の高い彼らがさらに広い世界へ飛躍していくことは間違いないだろう。
※1:https://avex.jp/snowman/discography/detail.php?c=&id=1018404