宮脇咲良、HKT48卒業正式発表 『PRODUCE 48』出演やIZ*ONEでの活動にも感じる“タフさ”と可能性を追求する姿勢
5月15日に開催された『HKT48メンバー全員生出演イベント』にて、宮脇咲良がHKT48からの卒業を公式に発表した。宮脇は2011年にオーディションを経てグループに加入後、AKB48との兼任を経て2018年には日韓合同オーディション番組『PRODUCE 48』に出演。番組発グループ・IZ*ONEのメンバーに選出され、2021年4月までの2年半にわたる活動期間を終えたばかりだった。今後の去就に注目が集まっていた矢先の発表を受け、ライターのまつもとたくお氏に話を聞いた。
まつもと氏は宮脇について「グループの精神的支柱のような存在」として、以下のように語ってくれた。
「彼女は決断力があり、精神的にタフなメンバーだと思います。48時代には『選抜総選挙』で何度も選抜入りを果たしたり、「希望的リフレイン」では渡辺麻友さんのダブルセンター、「君はメロディー」で単独センターを務めるなど、輝かしい実績がありました。『総選挙』でのプレッシャーやセンターを務めた際の気苦労もあったはずですが、その時代を乗り越えてきたことがタフさに繋がっているのではないでしょうか。20歳という区切りともいえる年齢で『PRODUCE 48』に参加し、テーマ曲の「NEKKOYA (PICK ME)」を韓国語がまだわからない中、努力して覚えていました。番組出演時は審査員に対しても動じることなくパフォーマンスを見せ、評価されていました。彼女の場合、ここぞというときの集中力の高さが歌と踊りによく表れている。IZ*ONEの昨年のヒット曲「Panorama」が好例ですが、一挙手一投足に気を配ったしなやかなダンスは彼女の大きな魅力のひとつです。48グループの参加者は決して良い評価ばかりではなかったですが、宮脇さんは最終的に2位に。グループを代表して頑張らねばという思いもあったと思いますが、自分の実力で実績を積み上げ、成果を得た喜びがIZ*ONEとしてデビューした後も続いていたはずです」