4na、注目曲「hazama」がバイラル首位に 親密なボーカルで歌われる“純度の高い感情表現”
参照:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest
Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(4月22日公開:4月15日~4月21日集計分)のTOP10は以下の通り。
1位:4na「hazama」
2位:あたらよ「10月無口な君を忘れる」
3位:PRODUCE 101 JAPAN SEASON2「Let Me Fly」
4位:東京事変「永遠の不在証明」
5位:Mom「あかるいみらい」
6位:Weeekly「After School」
7位:スペシャルウィーク(CV.和氣あず未)、サイレンススズカ(CV.高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV.Machico)、ウオッカ(CV.大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV.木村千咲)、ゴールドシップ(CV.上田 瞳)、メジロマックイーン(CV.大西沙織)「ユメヲカケル!」
8位:P丸様。「シル・ヴ・プレジデント」
9位:舐達麻「BUDS MONTAGE」
10位:たかやん「手首からマンゴー」
レジェンドラッパーであるDMXの逝去を受けて、「X Gon' Give It To Ya」「Ruff Ryders' Anthem」の2曲が追悼の手向け花のようにトップ2を独占した先週のチャートから打って変わり、最新のSpotifyウィークリーバイラルチャートでは、4naの「hazama」が念願の首位を獲得した。4月第2週に初登場5位でランクインしてから3週目での首位獲得である。YouTubeの再生回数が約100万回再生に迫っているなど、TikTokやYouTubeですでに一定規模のファンダムを築き上げていただけあり、瞬く間に首位獲得に至った格好だ。
4naは、いわゆる「歌ってみた系」のアーティストとしてキャリアをスタートしたシンガーで、2020年12月にリリースされたオリジナル曲「Fickle Girl」で本格的なアーティスト活動を開始した注目株である。それまでは歌うことは多くても制作に対してはマイペースだったということだが、自然に触れてきたSNSを通して、自分の音楽を発信していきたいという想いが強まっていったのだという(※1)。