NiziU MAYA&RIKUの同い年コンビ、ナチュラルさと豊かな感受性が共通点に
NiziUのMAYAが4月8日に19歳の誕生日を迎えた。0時になった途端にWithU(NiziUのファン)が自身のSNSでMAYAの誕生日を祝い、Twitterでは一時「マヤちゃん」という単語がトレンド入り。改めて彼女がたくさんの人から愛されていることを実感した。
そんなMAYAはこれから10代最後の一年をNiziUのメンバーやファンと共に過ごすことになるが、彼女と同い年のRIKUもまた来年には20歳になる。白鳥のように美しいMAYAと、小動物のような愛らしさを持つRIKU。今回は2002年生まれの同い年コンビ“マヤリク”の魅力と共通点に迫っていきたい。
まず、MAYAとRIKUの共通する魅力は何といってもその“ナチュラルさ”にある。東京合宿でのダンス・ボーカルレベルテストの結果を見ても、元YG ENTERTAINMENT JAPANの練習生だったMAYAだけではなく、ダンスや歌のレッスンは未経験だったRIKUも参加者26名中、どちらも結果は真ん中より上位。それにもかかわらず、二人には何色にも染まれそうな良い意味での素朴感があった。本人たちはただ自信が持てなかっただけなのかもしれないが、J.Y. Parkが『Nizi Project』で技術力に負けないくらい大切なこととして挙げた、ナチュラルで真実・誠実・謙虚という価値を実践できる“人として好かれる”アイドルとしての素質を彼女たちは最初から持っていたと言えるだろう。
また、二人はとても感受性が高い。MAYAは東京合宿のスター性評価で披露した「みにくいアヒルの子」の紙芝居がとても印象深いが、それ以上に私たちを感動させたのはその後に語った祖父とのエピソードだった。亡くなった祖父にアイドルになった自分の姿を見せたかったと涙を流したMAYA。メンバーやファンから“NiziUのお母さん”として慕われる理由も、彼女が人の心がわかる優しさを持っているからという点が大きい。一方、RIKUはサバサバしているように見えるが、実はかなり涙もろい。特に仲の良いMAYUKAが韓国行きの切符を手にした時や、最終メンバーに選ばれた時も自分のことのように泣いていた姿が印象的だった。オーディションの参加者というものは、得てして他の誰よりも目立とうとしたり、競い合って一番になろうと思い巡らすものである。けれど、『NIzi Project』ではそういったドロドロとした蹴落とし合いは見られなかった。MAYAやRIKUのように誰かのために笑ったり泣いたりすることができる仲間思いのメンバーばかりだからこそ、NiziUはたくさんの人から愛されるのだ。