BUMP OF CHICKEN 藤原基央、生まれる音楽とリスナーを大切にするバンド活動の信念
幼馴染の4人で歩んできたBUMP OF CHICKENは、今、3人での活動を余儀なくされている。メンバーの直井由文が活動を休止しているからだ。なぜ3人でも歌を届けようと思ったのか。インタビュアーを務めた渋谷陽一氏が「代わりのベースを立ててやるのではなく、あくまでも3人でやるんだと代わりはいませんと自分たちは4人だっていうメッセージを3人でやることによって、強く打ち出したっていう、それもすごく強く感じました」と話したところ、藤原は、「大切なことを大切にしたくて、大切にするにはどうしたらいいか」と考え、「その思いに従った結果、レコーディングは3人で、今回の『SONGS』でのパフォーマンスも3人でやることになった」と語った。
藤原はさらに「自分たちから音楽が生まれて、その音楽が今“マイクの向こうにある耳”僕はあそこに、『あの耳に僕は飛び込んでいきたいんだ』って、その音楽が言ってるんであれば、絶対大切にしてあげたいんです」と続ける。自分たちから生まれてきた音楽とそれを受け止めてくれるリスナーを何よりも大切に歩んできた25年間。BUMP OF CHICKENはこれからも前を向いて一歩ずつ歩き続ける。
【訂正】記事初出時、一部発言の発言者表記に誤りがございましたので訂正いたしました。