GENERATIONS 白濱亜嵐、歌詞を丁寧に伝える表情豊かなダンス 演技やトラックメイクでも活躍する多彩なリーダーに

GENERATIONS白濱、多彩に活躍するリーダー

 白濱が得意とするダンスは、スタイルヒップホップ。アーティストがMVで踊っているような、歌詞やリズムで音を取り、楽曲の世界観を表現するダンスジャンルだ。LA発のダンススタイルだが、日本においてはs**t kingzや三浦大知が有名。2015年にラジオ『EXILE EX-PRESS』に出演した際には、好きなダンサーについてクリス・マーティンとブライアン・パスポスの名前を挙げている。俳優としても活躍する彼は表情の作り方にも長けており、楽曲によってガラッと変わる雰囲気も見どころ。逞しい肉体を活かしたパワフルなダンストラックも魅力的だが、GENERATIONSの真骨頂と言える歌詞を丁寧に伝える楽曲でこそ、白濱の良さが活きているのではないだろうか。また、DJ・トラックメイカーの顔も持ち、DJとしては「Trap、Dubstepなどベースミュージックを軸としつつ、ダンスで培ったグルーブを武器にHip Hop、Pops、House、Discoなどジャンル問わず幅広くプレイ」(各所プロフィールより引用)している。2020年には、クリエイティブユニットPKCZ®に電撃加入。同年11月にリリースしたGENERATIONSのシングル『Loading…』には、白濱が初めて作詞作曲を手がけた「Lonely」も収録され、着実に活動の幅を広げている。

GENERATIONS from EXILE TRIBE / Lonely (Lyric Video)

 白濱はデビュー前から舞台や映像作品に多数出演し、4月から放送予定の土曜ナイトドラマ『泣くな研修医』(テレビ朝日系)でも主演を務めることが決まっている。演技力だけでなく、その美麗なルックスで注目を浴びることも多いが、あくまでも容姿を武器にせず、中身をつけて実力をつけていくことが彼の信条だ(参照:VOGUE GIRL)。だからこそ、音楽にも演技にもお笑いにも全力投球。「僕がもっと率先して外で活躍して、グループの顔にならないといけない」(引用:livedoor NEWS)と語るように、次々に新たな世界に手を伸ばし、GENERATIONSの未来を切り拓いている。その一方で、年齢的には中間管理職的な立場ということもあり、リーダーでありながらメンバーと一緒になってふざけることも。仲間の前で見せる無邪気な笑顔が、GENERATIONSが彼の帰る場所なのだと伝えている。

■斉藤碧
エンタメ系ライター。
ダンス&ヴォーカルグループ、アイドル、ロック、ヴィジュアル系、俳優などジャンルレスで執筆中。V系雑誌「Stuppy」では編集も担当。
Twitter:@stmdr38

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