SixTONES、連携プレーでお茶の間を盛り上げる 『金スマ』『SHOWチャンネル』相次ぐ抜擢から考えるバラエティ力

SixTONESのギャップは意外なところにも

 また、仕掛けられた数々のドッキリからは、メンバーの人柄も伝わってきた。京本大我は壁の絵が落ちた際に少々驚きつつも、「大丈夫ですか?」と周囲への気遣いをみせたり、「お水いただいていいですか?」と一言断りを入れて水を手にする場面も。さらに、松村は嫌なディレクターを前に「いただきます」と手を合わせてから箸をつけ、ドッキリを仕掛けられる前のジェシーも脚をぴたっと揃えて座るなど、なんでもないところでマナーの良さが見えた。

 グループ名を間違えたり、差し入れを食べてしまうなどやりたい放題のディレクターを前に、怒りが表情に出てしまったという森本。それでも最後には「一人で3つ食べたってすごいですね」と、にこやかに声をかけ大人の対応。同じくむちゃぶりされた松村も、狭いスペースで空手を披露。スマホでの撮影に快く応じること28ポーズ。振られたら打ち返す姿があった。

 メンバーをフォローしたりアシストしたり連携プレーをみせるSixTONES。相手がだれであっても物怖じせずにぶつかっていける強さ、6人揃えば向かう所敵なしのような“無敵”感がある。番組そのものの楽しさに加えて、個々のエピソードに連携プレーと、一度で二度、三度……と楽しめ、何度もリピートしてしまう。

 さて、『1億3000万人のSHOWチャンネル』では、デビュー1周年を迎えた彼らが、「ストーンを使ってSixTONESの絆を固めたい」と題して、石を積み上げるロックバランシングに挑戦する。きっと期待を裏切らない回になることだろう。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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