Happy Around!が見せたユニットとしての進化 『D4DJ』ならではの強みも発揮した初ワンマンを振り返る

Happy Around!が見せたユニットとしての進化 『D4DJ』ならではの強みも発揮した初ワンマンを振り返る

 Happy Around!が12月13日、Zepp Haneda(TOKYO)にて有観客&配信ライブ『Happy Around! 1st LIVE みんなにハピあれ♪』追加公演を開催した。

 Happy Around!(以下:ハピアラ)は、メディアミックスコンテンツ『D4DJ』に登場するDJユニットで、西尾夕香(愛本りんく役)、各務華梨(明石真秀役)、三村遙佳(大鳴門むに役)、志崎樺音(渡月 麗役)の4名で構成。彼女たちにとって初のワンマンライブであるこの日のステージは、TVアニメ『D4DJ First Mix』の放送期間と重なることもあり、まさに絶好のタイミングで迎えることとなった。

 幕開けとなったのは、TVアニメオープニングテーマ「ぐるぐるDJ TURN!!」。そこから「君にハピあれ♪」「Happy Music♪」といった今回のライブタイトルに相応しい楽曲を、序盤から惜しみなく披露していく。また、カバー曲「DIVE TO WORLD」で志崎、「バラライカ」では三村がセンターに立つ場面もあった。

 ここまでで早速、TVアニメ制作を経ての“恩恵”を預かることができた。というのも、これまでに比べて、彼女たちの歌声が“役柄の声を演じる”というよりもむしろ、キャラクターらしさがナチュラルに滲み出て、それが歌声としても放出されているような印象を抱けたのである。いわば、演じる者としての“体幹”が強化されていたのだ。これは、TVアニメを通してキャラクターと共にする時間が長くなったためだと想像されるほか、そういった気付きこそがリアルタイムな作品の楽しみ方とも受け取ることができる。

 また、今回のステージから志崎の持つショルダーキーボードのオリジナルデザインへ変更。KORGの協力により完成したHappy Around!・渡月 麗専用のKEYTAR(RK-100S 2)が初披露された。作中に登場するモデルと同じデザインのショルダーキーボードを抱える姿は、キャラクターとのリンクのさらなる深まりを感じさせた。

高木美佑
高木美佑

 するとここで、あるサプライズが。なんと、ライバルユニットであるPeaky P-key(以下:ピキピキ)より、高木美佑(犬寄しのぶ役)がステージに姿を見せる! 彼女はこの日、初ワンマンライブを迎えたハピアラへの祝い代わりに、無料配信映像では流れない会場限定でのDJプレイを披露。ピキピキの代表曲「電乱★カウントダウン」→「Gonna be right」→「CYBER CYBER」→「最頂点Peaky&Peaky!!」→「Let’s do the ‘Big-Bang!’」を繋ぐ、エネルギッシュなひと時を演出してくれた。

 さらに、高木はライブ中盤にも再び登場。DJクノイチの二つ名を持つ彼女が、DJマッシュこと各務をリードする形で、ターンテーブルを使ったスクラッチプレイや、クロスフェーダを操るDJセッションを繰り広げる(目敏いファンは開幕前すでに、ステージ上にCDJが4台あることを不思議に思っていたようだ)。また、B2Bパートでは、Photon Maiden「Discover Universe」→Lyrical Lily「銀河鉄道の夜に」→Merm4id「Make some noise!」→燐舞曲「prayer[s]」→Photon Maiden「A lot of life」の順で、ハピアラとピキピキ以外のユニット曲を技巧豊かに交互に繋いでいった。

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