TREASURE、世界基準で注目集める前例なきグループへ 大型タイアップやチャートアクションで証明された期待値の高さ

TREASURE、世界基準で注目集める期待値の高さ

 米BillboardチャートのSocial 50(アメリカ国内でのFacebook・Twitter・YouTube・Wikipedia等でのメンションによるチャート)ではデビュー前の5月に初チャートインしており、デビュー月の8月には3位まで上昇した。Emerging Artist(アメリカのTwitterで最もシェアされたHOT 100・Artist Top 50に入ったことのないアーティストのチャート)で5位に入るなど、いずれも2020年デビュー組の中では唯一のチャートインを果たしている。日本ではリリースされた3曲のリード曲「BOY」「I LOVE YOU」「MMM」すべてがLINE MUSICのTOP100ランキングにチャートインしており、CDも3枚連続でmu-moショップランキング1位を獲得した。日本のアニメの主題歌を担当するK-POPアーティストは珍しくないが、日本デビュー前に担当することは異例とも言えるだろう。新人でありながら、すでにワールドワイドに注目を受けている存在であることを証明しているTREASUREだからこそかもしれない。

 TVアニメ『ブラッククローバー』新エンディングテーマの「BEAUTIFUL」はTREASUREにとっても初の日本オリジナル曲となり、2021年1月には韓国で初のフルアルバムがリリースされる。デビューからまだ4カ月という、プロとして歩み始めたばかりのグループの今後が期待される。

■DJ泡沫
ただの音楽好き。リアルDJではない。2014年から韓国の音楽やカルチャー関係の記事を紹介するブログを細々とやっています。
ブログ:「サンダーエイジ」
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