久保田利伸、ボサノヴァ&ラヴァーズ・ロックで生み出した豊かな音楽空間 ブルーノート東京公演最終日レポ
ここからライブは後半へ。まずは1993年にCM撮影のために訪れたジャマイカでの思い出についてトーク。エキストラやCM参加のミュージシャン達は時間が空けば自然にセッションを始め、すべてラヴァーズ・ロックのリズムでThe Beatlesやスティーヴィー・ワンダーら、世界の名曲を演奏してしまう……そのくらいラヴァーズ・ロックは包容力のある音楽なのだと説明。そこで世界の名曲のひとつである「上を向いて歩こう」(坂本九)のラヴァーズ・ロックバージョン「SUKIYAKI~Ue wo muite arukou~」を披露。さらにジョアン・ジルベルトの代表曲「Corcovado(Quiet Nights of Quiet Stars)」を軽やかに歌い、本編は終了。アンコールでは「この曲もボサノヴァでやったらいい感じになるだろうなと思って」とオリジナル曲「Cymbals」を披露し、ライブはエンディングを迎えた。
アレンジ、演奏、選曲、軽妙なMCを含めて見どころ満載のライブだったが、すべての中心にあるのはもちろん久保田利伸の歌だった。濃密にしてしなやかなグルーヴ、オーディエンスの心と体を解放するバイブレーションが一つになったボーカルは、やはり格別。久保田の声がもたらす快楽的な波動を近い距離で体感できたことこそが、今回のスペシャルライブの最大の収穫だったと思う。
久保田の新シングル『Boogie Ride / 空の詩』や、『Parallel World I "KUBOJAH"』、『Parallel World II KUBOSSA』など含む、全楽曲は各サブスクリプションサービスにて配信中。
■リリース情報
Digital Single『Boogie Ride / 空の詩』
Now On Sale
1. Boogie Ride…スズキ エスクード CMソング
2. 空の詩
Boogie Ride [Official Video]
空の詩 ~Making of Boogie Ride~ [Official Video]
■配信情報
各サブスクリプションサービスにて全曲配信開始
デビュー曲「失意のダウンタウン」から、最新新曲まで全楽曲解禁
【LIVE SET LIST PLAYLIST】
歴代のライブのセットリストをプレイリストとして公開(毎週(金)更新)
「TOSHINOBU KUBOTA SHAKE IT PARADISEへようこそ 1986」
「TOSHINOBU KUBOTA KEEP ON DANCING 1987-1988」
「TOSHINOBU KUBOTA 日本一のBONGA WANGA 男s TOUR 1990-1991」
「TOSHINOBU KUBOTA CONCERT TOUR ’96 “Oyeees!”」
BIG LOVE IS COMING!サブスク全曲解禁!(歌:山寺宏一) / All Songs Now Streaming Worldwide!
サブスク全曲解禁! / All Songs Now Streaming Worldwide!
スズキ エスクード CM
■関連リンク
ファンキー・ジャムHP
SME Records HP
Facebook
Twitter
Instagram