YOASOBIやヨルシカら台頭の中で注目のCHRONICLE 音楽以外の様々な分野とクロスオーバーした表現がポイントに
たとえば、彼らのデビューシングル「宇宙」には、躍動感あるサウンドに対して繊細なタッチのイラストと、登場人物たちが繰り広げるまるで映画のようなアニメーションが施されている。まさに映像と音楽がシンクロした表現が展開されているのだ。思えばHIDEYA KOJIMAが手がけるORESAMAもアニメ文化と密接に結びついた音楽活動を徹底している。彼のサウンドには、やはりイラストや情景、物語を喚起させる魅力があるのだろう。
そんなCHRONICLEのおよそ1年半ぶりとなる待望の新曲「いつか飛べなくなるとして。」は、〈羽ばたいてゆけ〉というストレートで力強い歌詞と、疾走感あふれるギターサウンドが魅力の一曲。新しい世界へ飛び立つような爽快感と、どこか切ないエモーショナルな雰囲気が混ざり合っていて奥深い。
12月にはさらに新曲「深層サーチャー」のリリースも決定しているCHRONICLE。日々進化していく音楽シーンの中で、様々な分野とクロスオーバーする彼らが今後どんな表現を見せてくれるか注目だ。
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■荻原梓
J-POPメインの音楽系フリーライター。クイックジャパン・リアルサウンド・ライブドアニュース・オトトイ・ケティックなどで記事を執筆。
Twitter(@az_ogi)
■リリース情報
CHRONICLE
digital single「いつか飛べなくなるとして。」
2020年11月11日(水)リリース
作詞:loundraw
作曲・編曲:HIDEYA KOJIMA
ボーカル:T.B.A
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