新メンバーも参加、NCT 2020はどんなグループに? カムバックのたびに新たな側面見せるNCTの可能性

 10月12日にSMエンターテインメントの所属ボーイズグループ、NCTがNCT 2020としてフルアルバム『The 2nd Album RESONANCE pt.1』をリリースする。

NCT 2020『The 2nd Album RESONANCE pt.1』
NCT 2020『The 2nd Album RESONANCE pt.1』

 NCTは「ネオ・カルチャー・テクノロジー」の略であり、2016年からスタートしている。主な特徴は開放性と拡張性で、メンバーの増減が自由で制限がないという新しい概念のグループである。メンバー達の国籍は様々で、「TO THE WORLD」という挨拶のように、世界中を舞台に活動するメンバーたちの多様な組み合わせを見ることができる。このシステムに則って作られたグループの総称がNCTであり、ユニットであるNCT U・NCT 127・NCT DREAM・WayVがその中に含まれている。

 メンバー全員でのアルバムリリースは2018年の『NCT 2018 Empathy』以来2年ぶりで、NCT 2020には2019年に中国でデビューしたWayVから新しく加わったメンバーであるヘンドリー・シャオジュン・ヤンヤンの3人に、今回新たにデビューするショウタロウ・ソンチャンの2人のメンバーを加えた合計で23人での活動になる。NCT 2020でデビューとなるメンバー、ソンチャンは2001年生まれでソウル出身の19歳。特技はラップメイキングとのことで、ラッパーとしての活躍が期待される。もう1人のショウタロウは2000年生まれの神奈川県出身。5歳からダンスを始めたそうで、練習生になってからデビューまでの期間がかなり短いのではないかという点が話題になっていた。

 先日23人全員で行ったV LIVEでは、アルバム収録曲の紹介と一部の楽曲でのユニットが発表された。ポップダンスとヒップホップが融合した曲という「Make A Wish」のメンバーはテヨン・ドヨン・シャオジュン・ジェミン・ショウタロウ・ジェヒョン・ルーカスの7人。強烈なラップソングという「Volcano」は、テヨン・ドヨン・ジョンウ・ジェヒョン・ウィンウィン・マーク・ルーカスというNCT U「BOSS」と同じメンバーが再結集した。「déjà vu:舞代路」はマークが卒業を発表して以降、初めての7人揃ったNCT DREAMでの楽曲となる。テイル・ユウタ・クン・ドヨン・ヘチャン・ロンジュン・チョンロによるバラード曲の「From Home」は、メンバーがそれぞれの母国語である韓国語・中国語・日本語で歌い、それぞれ夢を追って様々な国から集まった道程を表現した曲だという。さらに11月にリリースが決まっているというpt.2についても、ウィンウィン・テン・マーク・ジェノ・ヘチャン・ソンチャン・ヤンヤンによるユニットと、ジャニー・テン・ユウタ・ヘンドリー・チソン・ジョンウ・ジェミンによるユニット楽曲が含まれることが発表された。

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