日向坂46、TAKAHIROが手がけた「アザトカワイイ」振付ポイントは? 『Mステ』出演を前に解説
日向坂46が、10月2日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)3時間スペシャルで、1stアルバム『ひなたざか』のリード曲「アザトカワイイ」を披露する。同曲はパフォーマンスにも注目が集まっており、9月8日に公開されたリハーサルダンス動画「『ひなリハ』〜アザトカワイイ〜」はすでに245万再生を超えるほど。そこで放送を前に、「アザトカワイイ」の振付ポイントを独自の視点で紹介していきたい。
「アザトカワイイ」は、けやき坂46時代にセンターを務めた佐々木美玲が日向坂46として初センターになった楽曲であり、活動再開した一期生・影山優佳、新三期生・髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世が加わった新体制後初となる楽曲でもある。そんな同曲の振付はTAKAHIRO(上野隆博)が担当。内面から絞り出された感情を表現することが得意なTAKAHIROは、「アザトカワイイ」でも恋の高鳴りを見事に表現している。
そんなTAKAHIROならではの演出といえば、メンバーそれぞれに見せ場を与えつつ、主役をしっかりたてるところだろう。冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)の人気企画「ぶりっ子選手権」を彷彿とさせるような“アザトカワイイ”ポーズの他、佐々木美玲の“みーぱんポーズ”や、丹生明里が頰に指を立てる“にぱーポーズ”。『日向坂で会いましょう』で共演しているオードリー春日俊彰を連想させるポーズなど、メンバー特有の振付も取り入れられている。しかし、TAKAHIROの演出はそれだけに止まらない。
例えば、ペアダンスの組み合わせ。日向坂のエース・小坂菜緒と次世代エースとして注目される金村美玖の“なおみく”ペア、フロントのシンメトリーである加藤史帆と齊藤京子、「ドレミソラシド」で初めてフロントに立った河田陽菜と丹生明里など、グループの歴史を感じさせる組み合わせになっており感慨深い。
影山と新三期生のお披露目的演出も取り入れられている。サッカー好きの影山にはオーバーラップのような動きを、新三期生には後方から馬跳びで前に行くという見せ場もあり、さらには一瞬ではあるものの森本がセンターとなる場面も。これらの演出が『Mステ』でも見れることを期待したい。