THE RAMPAGE、『LIVE×ONLINE IMAGINATION』初日に見せたグループの進化 配信ならではの多彩なパフォーマンスも

THE RAMPAGEが見せたグループの進化

 LDHが新たに仕掛けるライブエンタテインメント『LIVE×ONLINE』第2弾となる『LIVE×ONLINE IMAGENATION』が9月19日に初日を迎えた。オンラインならではの演出や映像を体験できる有料配信ライブで、7月に開催された第1弾では、LDHに所属するアーティスト7組がそれぞれの個性を生かしたライブを披露したが、今回は日替わりで8日間10組のアーティストが登場する。

 初日に登場したのは、第1弾で最終日を締めくくったTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)。2月に4公演のみ開催したアリーナツアー『LDH PERFECT YEAR 2020 "RMPG"』の再演という形で、実際にツアーで使用した映像を織り交ぜながら新たな楽曲の追加や演出の修正を行い、さらにパワーアップしたライブを見せた。

 グリーンに光るゴーグルを装着したTHE RAMPAGEが登場し、圧倒的なオーラを放ちながら1曲目「FULLMETAL TRIGGER」を披露。メタリックな衣装に身を包むことで、グループが掲げていた2020年のテーマ「進化」を表現したという。そのままの勢いで「FIRED UP」を披露し、ボーカル・川村壱馬が「僕らが元気にします! 一緒に心を通わせていきましょう!」と、視聴者へ呼びかけると「The Typhoon Eye」「Fandango」「All day」と駆け抜けるようにパフォーマンスを繰り広げていった。16人という、LDH所属グループの中で唯一大所帯である彼らにしかできない構成は迫力満点だ。

 続いて、THE RAMPAGEの派生ユニット・MA55IVE THE RAMPAGEが「No.1」「Determined」を披露。パフォーマー・LIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀がマイクを持ち、普段のパフォーマンスとはまた違う顔を見せてくれた。

 場面は一転し、ステージ裏からメンバーがそれぞれステージへ向かっていき、9月30日発売のシングル「FEARS」を披露。振付は、メロ部分をLIKIYA、サビ部分をパフォーマー・藤原樹が担当したという。細かい動きや角度など、細部にまでこだわったという振付は息ぴったりでチームワークの良さを感じた。世界観はそのままに続けて披露した「INVISIBLE LOVE」では、椅子を使い、大人の色気を存分に放っていく。

 THE RAMPAGEには珍しいナポレオンジャケットを羽織った衣装で披露したのは「One More Kiss」「Nobody」「Starlight」の3曲。パフォーマーが3組に分かれて、フルメンバーで見せる迫力あるパフォーマンスとは違った姿を見せてくれた。

 続くMCでは、ボーカル・RIKUが「たくさんリハーサルをやってきて、早くライブがしたいという思いでいたら、あっという間にもう中盤戦まで来ちゃって、時間の流れの速さにびっくりしています」とコメント。また、ボーカル・吉野北人が「歌っていて、(ファンと)繋がっていると感じる」と話すと、川村は「距離は関係ないと思った」と、ライブ配信でもファンとの繋がりを感じていることを告白。約2カ月ぶりとなるライブに、「楽しいですね」「音楽最高ですね」と3人で顔を合わせる場面も。そのまま、ボーカル3人のみで「INTO THE LIGHT」をしっとりと歌い上げた。

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