豆柴の大群 ハナエモンスターは、パフォーマンスとクリエイティブの支柱に 圧倒的経験値を持った最年少メンバー

豆柴の大群 ハナエ、キャラ分析

 豆柴の大群(以下、豆柴)が10月7日リリースのニューシングル『AAA』にて、エイベックスからメジャーデビューを果たす。

ハナエモンスター

 豆柴について「『水曜日のダウンタウン』(TBS、以下『水曜日』)内のアイドルオーディション企画「MONSTER IDOL」から生まれたアイドルグループ」「安田大サーカス・クロちゃんのプロデュースによってシングル『りスタート』でデビュー」ということは認知されているが、メンバー一人ひとりについてはそこまで深く知られていないのが現状だろう。『AAA』について続々と詳細が明らかになる中、リアルサウンドではアイカ・ザ・スパイ、ナオ・オブ・ナオ、ハナエモンスター、ミユキエンジェル、カエデフェニックスの5人それぞれに焦点を当てる短期連載コラムをスタート。アイカ・ザ・スパイ、ナオ・オブ・ナオに続く3人目は、豆柴では最年少のハナエモンスターだ。

 ハナエにおいては、WACKによるアイドル育成プロジェクト・WAggに所属していたところから話さなければいけないだろう。2018年8月にメンバーが発表されたWAggは、約1カ月間スタジオでレッスンを重ね、翌9月に開催されたTSUTAYA O-WESTでのお披露目ライブにて始動。ライブ活動やレッスンを通し、即戦力となるアーティストを育成していく目的で作られたWAggは、先行してナルハワールドがGANG PARADE(現在はPARADISES)に、ウルウ・ルがCARRY LOOSEに昇格。2019年夏に開かれた「MONSTER IDOL」を経て、ハナエは豆柴に合格し、その年の12月31日のラストライブをもって彼女はWAggを卒業した。

WAggドキュメント「俺らはIDOL」

 WAggとしての日々のレッスンはもちろん、『TOKYO IDOL FESTIVAL』への出演、定期公演はラストライブを含めて52回と、豆柴加入時点でほかのメンバーとは圧倒的な経験の差があったハナエ。それは「MONSTER IDOL」の放送でも明らかであり、結果、ハナエはナオ・オブ・ナオとともに豆柴のボーカルツートップ、さらにダンスリーダー的立ち位置を任せられている。クロちゃんから「自分でイメージしてることをしっかり体現している」と評されるハナエは、ナオとグループの振り付けを担当。中でも特筆すべきは、メンバーで唯一作詞を担当していることだ。

豆柴の大群「サマバリ」MUSiC ViDEO

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