乃木坂46、欅坂46、日向坂46……今年の『THE MUSIC DAY』は例年以上に記憶に残るものに 大きな節目に立つ3組の注目ポイント
本日9月12日、8時間にもおよぶ『THE MUSIC DAY 人はなぜ歌うのか?』(日本テレビ系、以下『THE MUSIC DAY』)がいよいよオンエアとなる。ベテランから今年話題のニューカマーまで、そのラインナップはまさに豪華絢爛。特に、乃木坂46、欅坂46、日向坂46の坂道グループ3組は去年に引き続き出演する。今年も各グループのヒット曲はもちろん、この日だけしか見ることのできないスペシャルなパフォーマンスにも期待が寄せられている。
白石麻衣が『THE MUSIC DAY』で見せるラストパフォーマンス
実は2013年の第1回から『THE MUSIC DAY』皆勤賞の乃木坂46。スタジオでの華やかなパフォーマンスはもちろん、過去には恒例となっている神宮球場でのライブから生中継が行われるなど、毎年その演目内容が話題を呼んでいる。だが、乃木坂46にとって今年の『THE MUSIC DAY』でのパフォーマンスは、これまで以上にグループの姿を目に焼き付ける必要がある、そんなステージになるはずだ。
まずは、10月の配信ライブをもって卒業する白石麻衣が、同番組ではラストパフォーマンスを披露する。楽曲は自身が初のセンターを務め、乃木坂46にとって夏の定番曲となっている「ガールズルール」。たとえライブの時期がいつだろうと、イントロのギターリフが鳴った瞬間にその場は夏に様変わり。毎回ライブでは「◯◯〜(ライブ会場や開催地の名前)、騒げ〜〜!」と白石が叫ぶことで一気にクライマックスへと突入する「ガールズルール」が、画面越しで、また白石にとって最後の『THE MUSIC DAY』という場で、どのように届けられるのか注目したい。
また、乃木坂46は最新曲「Route 246」を披露する他、同楽曲を手がけた小室哲哉のヒット曲をカバーメドレーとしてパフォーマンスすることも決定している。特に、乃木坂46の公式お兄ちゃんでもあるバナナマン・日村勇紀が度々ネタにしてきたTM NETWORK「Get Wild」を、今回乃木坂46がカバーするとあってついにこの時が! と興奮しているファンも多いのではないだろうか? いずれにしても、彼女たちが「Get Wild」をはじめ、安室奈美恵「SWEET 19 BLUES」、TRF「survival dAnce -no no cry more-」といった時代を彩ったナンバーをどのようにパフォーマンスするのか、ぜひ放送で確認してみてほしい。
ちなみに、乃木坂46は新田恵利、渡辺美奈代とともに「セーラー服を脱がさないで」も披露するとのことで、時代を超えたこちらのアイドルコラボも要チェックだ。
『THE MUSIC DAY』最後の出演となる欅坂46
同記事執筆現時点(9月11日)で欅坂46の曲目はアナウンスされていないが、改名することを発表し、10月のラストライブをもってグループの幕を閉じることが決定している彼女たちにとって、本日の『THE MUSIC DAY』は“欅坂46”として最後の出演となる。
グループが結成された翌年、2016年から5年連続での出演となる欅坂46だが、同番組での思い出として強く記憶に残っているのは、やはり2019年の富士急ハイランド・コニファーフォレストから中継を繋いだ『欅共和国2019』でのパフォーマンスだろう。筆者は現地でその模様を観ていたが、会場に鳴り響く総合司会の櫻井翔の声がとにかく新鮮だったことを覚えている。特に、ライブ本編にはなかった「二人セゾン」がサビのみだが披露された瞬間、会場がまた別の熱気に包まれたのも貴重な体験であった。また、ライブでこそ真価が発揮される「危なっかしい計画」が生放送にてお茶の間に届けられた事実も、エポックメイキングな瞬間としてここに書き記しておきたい。
おそらく、披露される可能性が高いのはラストシングルである「誰がその鐘を鳴らすのか?」だろう。ラストライブに向けて、その準備を進めているであろう欅坂46にとって最後の『THE MUSIC DAY』はどんなステージになるのか。その勇姿を見届けたいと思う。