少年忍者、『ネプリーグ』出演で注目度急上昇? ポテンシャルを発揮したバラエティスキル

 さらに、「バラエティ力の高さ」も発揮。ポイントは、しっかり役割分担ができていたことではないだろうか。この日は、ギャグが大好きな元木とノリがいい黒田がバラエティ担当として頑張っていた。元木は番組開始早々、「元木〜ワクワク!」と自己紹介。一緒にやってほしいと共演者にお願いをするも、ネプチューン・堀内に遮られてしまう。その後も「(モニタールームで見ていて)全部分かりましたね。(原田)泰造さんと変わったほうが良かったかもしれません」と自信満々でクイズに挑むも、不正解。原田から大いにいじられていた。黒田も、のこぎりの音を聴いて「背中をかく音」、スターウォーズのテーマを「ジュラシック・パークのテーマ」と間違え、笑いを生んでいた。

 そして、なんといっても「リーダー・川﨑の力量」が目立っていたように思う。流石は「川﨑プロ」と呼ばれるだけあり、番組全体を通してコメント、ツッコミ、回答、すべてがパーフェクト。本当に高校3年生なのか、疑ってしまうほどである。川﨑は落ち着きのある流暢な喋りをするかと思えば、原田にも臆すること無くツッコミを入れ、番組の盛り上がりに貢献していた。しかも、「僕らチャンスなんですよ、『ネプリーグ』。あわよくば5問目までいきたいんですよ。ふざけんなよ!」と嫌味なく本音をしっかり言えるのも好感度が高い。ますます、川﨑の“デキジュ”っぷりに注目が集まっていた。

 少年忍者の良さがしっかり伝わった『ネプリーグ』。まだまだ若い彼らは可能性に溢れている。これを期に彼らのテレビ出演が増えていくことを願いたい。

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