BTS「Your eyes tell」、日本語曲ならではのスロウなメロディがキーに 『CDTVライブ!ライブ!』で見せたまっすぐな表情

BTS『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』

 7月15日にリリースされるBTSの日本での4枚目のアルバム『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』より、「Your eyes tell」が7月13日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)で世界初披露となった。

 「Your eyes tell」は10月23日公開予定の映画『きみの瞳が問いかけている』の主題歌に決定しており、メンバーのJUNGKOOKが制作に参加していることで公開前からファンの話題を呼んでいた。『きみの瞳が問いかけている』は、2011年公開の韓国映画『ただ君だけ』のリメイク版。以前BTSのメンバー・JIMINが“人生最高の映画”として挙げていた作品だけに、少し不思議な縁を感じる。予告映像が公開になるや否や、映画のストーリーにマッチした高音で美しく切なさを感じるメロディに多くのファンが期待の声を寄せていた。

映画『きみの瞳が問いかけている』予告編

 今回世界初披露となった「Your eyes tell」の舞台は、同アルバムの先行公開曲「Stay Gold」と同じ大きな木をバックにしたステージ。メロディが美しいと本人たちがコメントしていた通り、ゆったりとした優しいサウンドが特徴的な曲だった。JUNGKOOKが聴く人を安心させるような落ち着いた声で歌い出すと、それに続いたのはVの歌声。彼の声は高音を出していても深みを感じさせる、そんな魅力を持っている。そして、JINの心に突き刺さるような美しい歌声が続いた。JIMINの歌い方は歌詞に込められた感情が強く伝わってくる。BTSにとっては母国語ではない日本語の曲にもかかわらず、彼らはその歌詞の意味や世界観をいつも私たちに訴えかける。

 SUGAはさっぱりとクールに歌詞を伝え、J-HOPEは思いをまっすぐ語りかけてくるようなラップ。そしてRMの優しく諭すようなラップと、ラップパートでも伝えかたは三者三様。また、いつも聴く韓国語のラップよりもゆっくりとした曲のため、彼らの優しい声を耳に染み込ませることができるだろう。制作に参加したJUNGKOOKが「僕の好みが積もった曲」と言っていたのも印象的だ。

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