花村想太率いるNatural Lagが届けた熱いメッセージ 初ワンマン配信ライブを振り返る

花村想太率いるNatural Lagが届けた熱いメッセージ 初ワンマン配信ライブを振り返る

 5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEのボーカルとして活動している花村想太。彼が始めたバンドプロジェクト「Natural Lag」のオンラインスペシャルライブツアー『Natural Lag Online Live Tour 2020』が6月29日に開催された。

花村想太

 今年の1月にはミニアルバムを発売し、2月には初ツアーとなる『Natural Lag Live Tour 2020 -the first story-』が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で全公演が中止となってしまった。今回のオンラインライブは、Natural Lagの人生初のワンマンライブとして、臨場感溢れるパフォーマンスと熱いメッセージが込められた素敵なライブとなった。花村の持ち前のチャーミングさはもちろん、バンドスタイルの醍醐味を存分に活かし、エンターテインメント性に富んだ時間を過ごした。

 本公演は、花村のハイトーンで柔らかな歌声から始まる爽やかなバンドサウンド曲「不機嫌な信号」で幕を開けた。開始早々、花村の熱量が伝わるような表情に富んだ姿に元気づけられ、メンバーも全力のパフォーマンスで盛り上がりを見せた。続けて「Determination」では、こちらもエネルギーが漲るほどの、花村の全身全霊さが印象的だった。さらに勢いは止まることなく、3曲目「リモコンファイター」では、スピード感溢れるバンドサウンドと、つい共感できるようなユーモアな歌詞で、視聴者を楽しませた。また、Da-iCEの花村想太として配信したソロ楽曲であるポップソング「Be your man」も披露。おしゃれでゆったりした曲調が、胸をときめかせるような可愛らしさを演出した。続けて、キラキラした世界観を持つ「Sugar High」では、ギターソロとも連携を見せる花村のアドリブ歌唱で盛り上げた。

 MCでは、本来のツアーの最大キャパよりも多い人が視聴していることが判明し、メンバーは驚きを見せていた。また、花村は、「オンラインであるからこそ、歌唱中に口の中噛んだことも、平等にみなさんに見ていただいている」というカミングアウトも交えて話し、穏やかな時間を過ごした。

 花村は、「叶いそうで叶わない恋であるという重めな歌詞に共感できる人はいないかもしれないけど、胸に刺さる歌詞は一つあるはず、それを探して聴いてくれたら」と、曲に込められたメッセージを伝えると、「愛と恋」を披露。感傷的なラブバラードである同楽曲は、ファン人気も高く、花村自身も大切に歌い上げていた。サビでの秀逸なハイトーンや強くも脆さを感じさせるその表現力は、今回のライブで最も感情が揺さぶられる場面となった。

 雰囲気は打って変わり、続いて披露した「蜃気楼」では、花村の持つ導かれるような明るさで歌い上げた。途中はカメラ目線で歌う場面もあり、パワーを届けた。続いて、視聴者にクラップを煽ると、「ファイティング・ソング」を披露。アップテンポでハイテンションになる同楽曲では、花村はステージを縦横無尽に動き回る無邪気さも見せ、表現力豊かに歌う姿で元気を与えた。間奏でのメンバーとのコミュニケーションもそこそこに、画面越しの視聴者にも力強く話しかけるなど、全力さをアピールした。 

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