平手友梨奈、ミセス「WanteD! WanteD!」サイドストーリーMVに欅坂46ファンも湧く理由 演出やパフォーマンスから読み解く

 平手友梨奈が、Mrs. GREEN APPLE「WanteD! WanteD!」のサイドストーリーバージョンのMVに出演。今年初の音楽活動として大きな注目を集めている。

『anan特別編集 Olive』

 ソロとしての平手の音楽活動を振り返ると、2017年『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)にて平井堅「ノンフィクション」で踊ったコンテンポラリーダンスに始まり、2019年2月公開のSEKAI NO OWARI「スターゲイザー」MVへの出演、同年9月に公開された欅坂46での平手ソロ曲「角を曲がる」MVというのが彼女の代表的な経歴となる。

 気迫に満ちたしなやかなダンスで常に観るものを圧倒してきた平手。「ノンフィクション」と「角を曲がる」の振付を担当したCRE8BOYはインタビューの中で「自分たちが付けた振りの持つパワーを倍にして返してくれるし、より高めあえる」(秋元類)、「僕らが作った枠組みに対して、その可能性をもっと広げてくる」(山川雄紀)とパフォーマーとしての平手を称賛している。「サイレントマジョリティー」から始まった欅坂46、平手友梨奈の物語の根幹にあるのは、これまでの常識を覆すクリエイティビティ。「ノンフィクション」でのパフォーマンスが3年経った今も語り草となるのは、想定を大きく飛び越えていったあの衝撃を誰しもが忘れられずにいるからだ。

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