SixTONES、Snow Man、KinKi Kids…それぞれが伝えたオンラインライブの意義 『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』Day6

 6月21日、最終日となるDay6を迎えた『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』。今回は、SixTONES、Snow Man、KinKi Kidsが登場。SixTONES、Snow Manによるスペシャルコラボステージも披露された。

SixTONES

 彼らはもはや“SixTONES”というジャンルを作ってしまった。そう感じるほどに、一秒たりとも目が離せないライブだった。

 オラオラとした気迫と佇まいを携えながら、ステージングは上品で上質。京本大我の歌声はやはりキーとなっており、弦楽器の音色のように伸びやかで美しい。しかし、各メンバーとも高い歌唱力を備え、声色の使い分けが実にうまい。6人組でありながら、それ以上の重厚感と多彩な色を放つ。さらには、英語詞のなめらかさにも驚いた。

 ダンスやポージングを、シンクロやシンメトリーにしないことで、グループの個性と作品としての面白味が生まれている。繊細な世界観を持つ楽曲からセクシーな過激なナンバー、爽やかなミディアムポップまで、SixTONESが歌えばすべてが“SixTONESらしく”なる。

 曲中に送った優しいメッセージや、ファンが歌うパートでカメラにマイクを向ける姿、歌い終わりに深くお辞儀をする姿に、彼らの誠実さを感じた。MCでは、ジャニー喜多川氏との思い出や、オンラインの向こうにいるファンとの向き合い方など、大切な話題にしっかりと触れたことが印象的だった。

 『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』の目指すところをきちんと理解した上で、自分たちの魅力を余すことなくアピールした。

Snow Man

 今回は8人での参加となったが、スタイル抜群の彼らがズラリと並ぶとやはり迫力がある。あえて揃いでない、個々に似合ったジャケットが、ひときわ魅力を引き出していた。

 そうしたスタイリッシュな出で立ちながら、一瞬一瞬すべてに全力を懸けるのがSnow Manのステージだ。アクロバットにフォーメーションダンスにと、めまぐるしくステージを駆けまわる。その汗の量を見ても分かるように、パフォーマンス中の運動量は半端なものではないはず。それでも、苦しい表情は一切見せず、ステージを全身で楽しんでいることが観ている者にも伝わった。

 ダンススキルの高さ、踊りこなすダンスの幅の広さにも驚く。また、全員が表現に貪欲だ。それぞれが“個”を強くアピールしながらも、ダンスではきっちりとシンクロしている。自己主張ではなく、楽曲を表現することに貪欲なのだ。先輩グループのバックダンサーを数々つとめ、舞台人としても活躍してきたSnow Manだからこそ成せる、まさにプロの仕事だ。

 エンターテイナーとしての表情と、にぎやかなMCとのギャップも彼らの魅力だろう。短い時間のなかでしっかりと笑いをとりつつ、ステージに立てることの喜びを伝えた。とはいえ言葉よりも、パフォーマンス中のいきいきとした表情が、何よりも“喜び”を物語っていた。

SixTONES×Snow Manスペシャルコラボステージ

 まさか横浜アリーナ全体を使ったワンカメショーを見せるとは、予想もしていなかった。見慣れた景色のなかでSixTONESとSnow Manが歌い、踊るという、ファンにとってはたまらない演出だ。

 衣装の色を対比させ、かつて共演した舞台を思わせるパフォーマンスは、まるで映画のワンシーン。踊りながら花道を進み、カメラに迫ってくる姿はまさに壮観だ。

 双方に完璧なステージを魅せつけた2組だが、コラボとなると少し自由度が増し、あちこちで笑顔がほころぶ。

 Day4でA.B.C-ZとKis-My-Ft2が見せたコラボステージのように、いつかこの日が思い出となったころ、再び横浜アリーナに集い、笑い合う日が来るのかもしれない。そう思うとわくわくした。

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる