Hey! Say! JUMP、NEWS、ジャニーズWEST…ファンへの思い届けたステージ 『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』Day3

 6月18日、Day3を迎えた『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』。今回は、Hey! Say! JUMP、NEWS、ジャニーズWESTの3組が登場した。

Hey! Say! JUMP

 終始「ライブであること」を貫き通したステージだった。客席に手を振り、MCでは「座っていいよ」と声をかけた。視線は常にスタンドの後方、上方へ。コール&レスポンスも忘れず、衣装チェンジの間もパフォーマンスで繋いだ。そうした端々に、リアルな「ライブ感」を思い出させてくれる。

 計4組のユニット曲は本ライブがパフォーマンス初披露。なんともファン想いなグループだ。

 Hey! Say! JUMPのステージの見どころは、チームワークを活かしたハイレベルなダンスパフォーマンス。身長も体格もバラバラなのに、ダンスのテンションをしっかりと合わせ、高さや幅を揃えている。目配せなどしなくとも、次々とフォーメーションを変えていく。

 声までもしっかり合わせてしまうのが驚きだ。ソロパートではそれぞれに個性があるのに、ユニゾンにまるで濁りがない。

 ラストには、7月1日リリース予定の新曲「Last Mermaid…」、カップリング曲「言葉はいらない」を披露。無観客であることを活かし、客席をもステージとして使用する工夫を見せた。

 それぞれが映画、ドラマ、舞台と演技の仕事で実績を積み上げてきた彼らの“切なさ”の表現が実に秀逸。ぜひ注目してほしい。

 オープニングから、エンディングのサプライズメッセージまで、まさにライブそのものの時間を楽しませてくれた。

NEWS

 増田貴久が1曲目を歌い出す前から、涙したファンも多いのではないだろうか。もしも通常どおりにライブツアーが開催されていたならば、電飾ではなく、ファンがこの景色をNEWSの4人に見せたかったことだろう。こればかりは仕方ないことだが、NEWSから先にプレゼントをもらってしまった。

 NEWSは、オンラインライブに登場したグループとしては初のソロコーナーを設けた。アッパーなサウンドでセクシーに魅せる小山慶一郎、スタンドマイクを使い、ロックに歌い上げた加藤シゲアキ、物語を紡ぐように、優しく力強いバラードを聴かせた増田。安定した歌唱力と個性豊かな声色を持つNEWSらしく、堂々とした三者三様のパフォーマンスを披露した。

 ラストの曲はきっと、ファンではない初見の人にも、グッとくるものがあったと思う。スクリーン、音響、ライティング……そうした演出による迫力もさることながら、彼ら自身のふるまいに貫禄があった。あの横浜アリーナが狭く感じるほどに、彼らの存在感と歌声の「圧」のようなものが、画面越しにもびしびしと伝わってきた。

 手越祐也のソロパートに、代わりは立てなかった。空白とすることで、彼らは「4人のNEWS」であることを示した。

 MCなしの約30分。シンプルな衣装と歌だけで、想いを届ける。NEWSは、それを体現できるグループに成長していた。

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