東方神起 チャンミン=MAXの“今”が込められたソロ作『Chocolate』 表現力とパワフルさ兼ね備えた魅力

 東方神起のMAXことチャンミンが、デビュー17年目にして初めてソロシンガーとして活動をスタートさせた。タイトル曲「Chocolate」は、東方神起ファンには“愛ある毒舌家”として知られるチャンミン自らが作詞したとは思えない、まさにタイトルどおりの甘い歌詞が印象的。さらに編曲は「MIROTIC」を作曲したデンマークのトーマス・トロエルセンと、“SMミュージックパフォーマンス(SMP)”の生みの親ユ・ヨンジンが手掛け、万全の布陣でソロデビューに臨む。

MAX『Chocolate』

 「Chocolate」は、「un deux trois quatre」というフランス語のカウントと、ミュートの効いたトランペットの音色で始まる、ジャジーなダンスナンバー。まるでミュージカルを観ているような感覚に陥る冒頭の英語歌詞パートから、抑揚をおさえたラップパート、チャンミンが得意とするハイトーン連発のサビ前など、たった1人で歌っていると思えないほどバラエティ豊かに歌いこなしている。チャンミンのシンガーとしての実力が遺憾なく発揮された“オトナ”な曲だ。

MAX 최강창민 ‘Chocolate’ MV

 ソロデビューにあたって、これほど明るい髪色のチャンミンは記憶にないというくらいヘアカラーをガラリと変えてきたのも、意欲の現れ。『Chocolate』発売を記念して撮影されたタメ口インタビュー動画では、この曲について「ラブソング。この歳だから“ひと目惚れした”とかそういう歌詞ではないけれど、とにかく好きになった人を自分のものにしたいと思う男の気持ちを歌った曲」だと紹介。また、「アルバムのタイトル曲を作詞したのは初めて。だから余計に感慨深いし、この曲での活動がファンのみんなへのプレゼントになったらうれしい」と、ファンへの想いを率直に語ってくれた。

MAX 최강창민 ‘Chocolate’ 반말 인터뷰

 チャンミンに先立って、昨年ソロアルバム『True Colors』をリリースした東方神起の片割れ、ユンホと比べてみると、ダンスの名手としても知られるユンホの曲は、とにかくキレのいいユンホのダンスが見応えたっぷり。ユンホのパフォーマンス映えに振り切った曲でもあると感じた。一方、シンガーとしての実力が認められているチャンミンがソロ曲をリリースするとなれば、やはりバラードやR&Bなど歌に重きを置くのではと想像していたが、「Chocolate」は歌とダンス、どちらにも重点が置かれたいい意味で予想を裏切る曲。これについてチャンミンは「筋肉と骨がまだ元気な今、踊っておいたほうがみんなにも喜んでもらえると思った」と、インタビューの動画で答えている。

インタビュー

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