GACKT、新型コロナウイルスに対する日本の現状に警鐘 「言葉を選ばずに言っていいのであれば狂ってますよ」

 番組後半、再度テレビ電話で出演したGACKT。20周年記念のツアーは2月下旬から延期となったが、新型コロナウイルスの感染が広がり始めた当初から危機感を持ち、「やめなきゃいけないという判断をいつ受けてもいいように、準備しといてくれ」とツアー関係者に伝えていたという。また、マレーシアで補償が受けられる国民は「月に日本円で10万円以下の労働者のみ。補償される金額は1万5千円程度なんですよ」と、充分な補償が受けられていない現状を伝える。その上で、「(マレーシアの国民は)補償があるから家の中にいるっていう状況じゃない。みんな命を失いたくないっていう危機感なんですよ。それを少しでも今の日本の皆さんにわかってほしいですし、医療崩壊した段階で周りの大事な人がいなくなる」と危機感を募らせた。

 その言葉を受けて、「自分がすでに感染しているとして、誰かに移すのが怖いし、死ぬのも怖いです。GACKTくんはどうですか?」と問いかけた坂上。すると、GACKTは「怖いですよ、本当に。でも何が怖いって、自分のせいで自分の大切な人を失う可能性が大きいってことなんですよ。自分だけじゃない。それをみんな、分かってんのか? ってことなんです」と強く訴えた。

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