JO1の“リーダー”與那城奨、抜群のトーク力と視野の広さでグループ牽引 安定したボーカルでも存在感示す

JO1與那城、リーダーとしてグループ牽引

 こうしたしっかり者のイメージがある一方で、たまに天然を発揮することがあったり、メンバーにいじられることも。完璧すぎず、ちょっと親近感のあるところも與那城の推しポイントである。

 また、彼の歌声も魅力のひとつだ。與那城は河野純喜とともに歌でJO1を支えており、中音域が強いいわゆる“イケボ”の持ち主。声質もミドル成分が多く、マイクに声が乗りやすいタイプだ。『PRODUCE 101 JAPAN』のポジションバトルで披露した米津玄師「Lemon」でも力強い歌声を存分にアピールし、個人順位1位を獲得していた。もともとは高校生の頃に地元・沖縄でバンドを組んだのがきっかけで、歌手を目指し始めたという與那城。独学で歌ってきたというが、安定したその歌声は確かなもので、JO1の楽曲に一本筋を通していることは間違いない。ダンスに関しては未経験だが、個人的には非常にポテンシャルを感じる。筋肉もしっかりしているため体幹もあるだろう。『PRODUCE 101 JAPAN』の各バトルではカメラへのアピールも欠かさなかったし、ソロパートで自分をどう見せれば一番効果的なのかを知っていることが伝わってきた。2ndシングル、3rdシングルと経験を重ねていくに連れ、着実にレベルアップしていくのではないだろうか。

【與那城 奨(Yonashiro Sho)】推しカメラ|米津玄師♬Lemon@ポジションバトル|PRODUCE 101 JAPAN
【與那城 奨(Yonashiro Sho)】ファイナリスト20名 練習生別パフォーマンスまとめ|PRODUCE 101 JAPAN

 駆け足になってしまったが、今回でJO1メンバー全員を紹介し終えた。知れば知るほどハマっていくグループ、それがJO1である。そしてデビューから日が浅いからこそ、可能性は無限である。「GO TO THE TOP」という掛け声のごとく、彼らがトップアーティストになる日まで伴走し、応援し続けようではないか。

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