『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生のJO1初代センター 豆原一成 愛らしさとダンスのギャップでキーマンに

JO1 豆原、ファン獲得のキーマンに

 2020年もさっそく新たなアーティストやグループなどが次々と現れている。その中でも特に盛り上がりを見せているのは、ダンス&ボーカルグループ・JO1(ジェイオーワン)ではないだろうか。

 彼らは昨年放送されていた日本最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!、TBS系)を勝ち残った11人からなるグループ。2020年3月4日のCDデビューを前に、ファンミーティングの追加公演決定やワイモバイルのテレビCM出演、ABCマート×NIKEのプロジェクト『NIKE_ONEプロジェクト』の広告モデル起用など、次々と活躍を見せはじめた。まさに、注目を集める期待の新人である。そこで今回から、JO1メンバーを1人ずつピックアップして紹介したいと思う。

豆原一成

 まずは、『PRODUCE 101 JAPAN』最終回で1位を獲得し、メンバー最年少にしてJO1初代センターを務める豆原一成から。豆原は2002年5月30日生まれの17歳。岡山県出身の現役高校生だ。『PRODUCE 101 JAPAN』第1回目のレベル分けテストでは、たった一人で三浦大知「EXCITE」を歌って踊るという肝の座ったパフォーマンスを披露。トレーナー陣から高く評価され、Aクラスとしてオーディションをスタートさせた。その後の課題曲でも、地元のダンススクールでインストラクターをしているというキレのあるダンスを武器に、17歳とは思えない圧巻のパフォーマンスを次々に披露。番組内での順位も1位、2位を争うことがほとんどで、5位以下になったことはなかった。

 そんな豆原の魅力は“ギャップ”ではないだろうか。月並みな言葉だが、この“ギャップ”を分解するとさらに3つの魅力が見えてくる。まず1つ目は、“愛らしい雰囲気”。動画や公式SNSのコメントを見ると、豆原に対しては圧倒的に「かわいい」という言葉が多い。『PRODUCE 101 JAPAN』開始直後に公開された1分PRの動画コメントでも、「柴犬っぽくてかわいい」「素朴で愛らしい」「指ハートに慣れてないのがかわいい」など、「かわいい」のオンパレードだ。また、番組内で豆原が紹介される際も自然豊かな地元で自転車をこいでいるという朴訥なシーンが流れる。自然体な姿だからこそ、それだけで好感度が急上昇だ。さらに、驕ることない控えめな態度でいつもにこにこしている末っ子感も“愛らしい雰囲気”につながる要因の一つなのかもしれない。

 しかし、豆原は番組が進むにつれて徐々にしっかりした一面も見せるように。コンセプトバトルでは、コメントがままならなかったメンバーに対して「ちゃんとしてくださいよー」とツッコミを入れる場面も。1月16日にアップされた動画「NIKE_ONEプロジェクト/豆原一成さん」でも丁寧なコメントを述べており、動画のコメント欄には「しっかりしすぎ」「上手い」という言葉が溢れていた。愛らしい雰囲気をまとっているのに、口を開くと17歳とは思えない落ち着きを見せる豆原。このギャップも人々を虜にする理由だろう。

NIKE_ONEプロジェクト/豆原一成さん

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