稲垣吾郎がラジオを通して伝えた被災地復興の姿ーーアイドルが担う“架け橋”の重要性について考える

 多様な価値観や個性を認め合う一方で、人との繋がり方が難しくなっている現代において、稲垣を始めとするアイドルたちが担う「架け橋」の重要性は年々大きくなっているようだ。困っている人と、手を差し伸べたいと願う人。「過去」を知る人と、「未来」を生きる人……。

 今、また新型コロナウイルスの影響によって、社会に様々な混乱が起こっている。稲垣も、草なぎ剛、香取慎吾と共に日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターとして盛り上げてきた『パラ駅伝』が、3月15日に開催予定だったものが中止となってしまった。

 次々と降りかかる大きな試練に、彼らは毎回“人と手をつなぎ、できることから一つずつ取り組む“大切さを教えてくれる。そして、決して風化させないという、継続した優しさと強さも。人々が前を向くきっかけも、振り返って学び伝えていくことも、どちらも発信してくれる国民的アイドル。今こそ、その必要性を感じずにはいられない。

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