DA PUMP、『CDTV』SPではどんなパフォーマンス見せる? 工夫凝らされたステージ演出を振り返る

 3月16日19時から『CDTVスペシャル!卒業ソング音楽祭2020』(TBS系)が放送される。

 4回目の開催となる今年は、令和初の卒業生へ向けて歌で祝福をするというコンセプトのもと、4時間の生放送でお届け。ベテランから2020年大注目の新人まで、計21組の豪華アーティストが登場し、スペシャルライブを披露する。

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 そんな特別番組に昨年に引き続きDA PUMPの出演も決定。前回は、静岡県の保育園で再ブレイクのきっかけとなった「U.S.A.」を園児たちと一緒に踊った彼ら。今回はどんな趣向を凝らしたパフォーマンスを見せてくれるのか、期待が高まる。

 1996年にデビュー後、「if...」「Around The World」など数々のヒット曲を世に送り出し、一躍、90年代を代表するアーティストに上り詰めたDA PUMP。その後、メンバーの脱退、新規メンバーの加入、活動休止など紆余曲折を経て、2018年に「U.S.A.」が大ヒット。この年を象徴する楽曲となり、さまざまな音楽番組に引っ張りだことなったのは記憶に新しい。デビュー22年目の再ブレイクにより新たなファンも獲得し、ノリに乗る彼ら。その魅力のひとつがステージ演出だ。

 たとえば、2018年に放送された『2018 FNS うたの夏まつり』ではモーニング娘。'18とコラボ。それぞれのファンの前で「U.S.A.」の特徴的な振り付け“いいねダンス”、そしてインベーダーゲームをイメージしたフォーメーションも披露し、客席を沸かせた。また、2019年8月9日放送の『ミュージックステーション』では、「P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~」が、7人揃って出演した映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』の主題歌となった縁から、ライダーたちとステージで共演。ともに“バイーンダンス”を踊るという異色のコラボが話題を呼んだ。

 そして、衣装面でも視聴者を楽しませる仕掛けを忘れない。たとえば「U.S.A.」は、通常はメンバーごとに決まった衣装で出演していたが、2018年末に出演した『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2018→2019』では、楽曲タイトルにかけ全員お揃いの星条旗のつなぎ姿で登場。歌番組への出演が相次いだタイミングだっただけに、衣装替えで視聴者を飽きさせない工夫をしようとする気概が感じられた。

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