崎山つばさ×DA PUMP、異色コラボ実現「太陽系デスコ」MV 中毒性感じられる仕掛けを解説
崎山つばさのMV「太陽系デスコ -崎山つばさver.-」が現在SNSで話題を呼んでいる。8月7日にシングル『Salvia/太陽系デスコ -崎山つばさver.-』としてリリースされた同曲は、YouTubeでMV公開10日前後で20万再生を突破した。
ミュージカル『⼑剣乱舞』シリーズ(石切丸役)などの2.5次元舞台を中心に高い人気を誇る俳優で、アーティストとしても活動する崎山つばさ。原曲は人気ボカロP・ナユタン星人の作品で、2017年1月のニコニコ動画での公開以降、数多の「歌ってみた」「踊ってみた」カバーが生まれた超人気曲だ。さらに振付師としてDA PUMPのKENZO、TOMOというメガヒット曲「U.S.A.」の振付を手がけたコンビが、崎山の前作「ダンシング☆サムライ」に引き続き参加するという異色コラボが実現している。
もちろんボカロの名曲×マンガやアニメの世界と表裏一体となった2.5次元舞台の俳優、という図式にも親和性の高さがあったと考えられるが、注目すべきは崎山のファンや2.5次元舞台ファン、ボカロ厨ではない層からも「面白い」「頭から離れない」というコメントが多数上がっていることだ。中毒性を感じさせる、その理由とは?
SNSでの反応を一言でまとめると「絶妙にダサい! でも、そこがいい」。端正なビジュアルの崎山が、レトロかつゆるい振りを全力で踊るこのMV。ダンス面を見ていくと、前回の「ダンシング☆サムライ」では、KENZOらが命名した殺陣とダンスを融合させた“カブキダンス”で、2.5次元俳優ならではの作品を作り上げた。