『スカーレット』八郎役の松下洸平、音楽活動再開に高まる期待 俳優との両立はより一般的に?

 現在NHK連続テレビ小説『スカーレット』に出演中の松下洸平が音楽活動を再開すると発表した。

洸平『STAND UP!』(通常盤)

 松下は『スカーレット』ではヒロイン・喜美子(戸田恵梨香)の夫役・八郎を演じており、八郎はそのまっすぐな性格で人気を得ている。松下自身も同作への出演、さらにヒロインの夫役に抜擢されたことで、知名度と人気共に急上昇することとなった。

 そんな松下だが、もともとはアーティストとしてデビューを果たしている。母親が画家で、幼少期から音楽と芸術への親しみが十分にあったそうだ。デビューのきっかけはそんな音楽と芸術という自身のルーツを最大限に活かし、自作曲に合わせて絵を描きながら歌を歌うといったパフォーマンス活動だった。その活動は後に「ペインティング・シンガーソングライター」という肩書きを持つこととなり、2008年にはメジャーデビュー。演技をするようになったのはそれから1年後のミュージカルへの出演がきっかけであり、その後も様々なドラマや舞台で演技力を磨き続けてきたのだ。

洸平(松下洸平) / STAND UP! [MV] (Short Ver.)

 今年の1月にこれまでの作品のMVがビクターエンターテイメントの公式チャンネルで配信されている。洸平名義での音楽作品からは、『スカーレット』での八郎の素朴さとは異なる、松下自身の明るく親しみやすい性格が感じられる。また個人のYouTubeチャンネルではライブ映像が公開されており、心を込めて歌を披露する松下の姿も見ることができる。多くの動画では歌唱力だけでなく、表現力も洗練されているという印象を受けた。松下のシンガーソングライターとしての顔は『スカーレット』の視聴者にとっては新鮮であり、好評のようだ。どこか可愛らしくも真摯さを感じられる松下の本来のキャラクター。今後の芸能活動にも弾みがつけられるのか、活躍に期待だ。

松下洸平 -恋の病-

 今回の松下のように俳優として注目を集める前から音楽活動を行い、知名度や人気の高まりとともに音楽活動が軌道に乗るケースは少なくない。

 若手俳優としても数々の注目作に出演する北村匠海は、ダンスロックバンド・DISH//に所属し、メインボーカルとギターを担当している。DISH//としては2013年、北村自身が高校生の時にメジャーデビューを果たしている。その真っ直ぐな歌声は同年代の女性を中心に人気を集め、北村は最新作『CIRCLE』に収録の「PM 5:30」に作詞で参加。アーティストとしての才能を示している。

DISH// 『PM 5:30』(MUSIC VIDEO Short ver.)

 俳優として北村が大きく注目を集めるきっかけとなったのは、浜辺美波とダブル主演を務めた映画『君の膵臓を食べたい』(2017年)だ。若手俳優ながら繊細な演技をする実力派としての呼び声は高い。さらには今年だけでも5つの映画に出演するなど、俳優としての需要もかなり高まってきている。

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